<義母はお金がナイ?>大切な孫「プレゼントは本人がほしがるモノを!」【後編まんが:義母の気持ち】
前回からの続き。私は65歳のキョウコです。遠方に住む息子夫婦と孫のリク君は、年に2回必ず帰省してきてくれます。毎年大きくなるリク君の成長は、私にとってなによりの楽しみ。もうすぐリク君の誕生日なので、今年も大切な記念になるような品物を贈りたいと思っています。そこでお嫁さんのツカサさんにメッセージを送って、リク君の希望するプレゼントを聞いてみました。しかし私はその返信を見て、想像もしていなかった品物に驚いてしまったのです。
大切な孫のリク君の誕生日です。せっかくプレゼントするなら記念になるような品物を贈りたいです。とりあえず本人がほしがっている漫画本は中古でいいとして、私はなにか別のものを誕生日プレゼントとして贈ろうと考えました。
プレゼントは本人がほしがるものが一番。だから漫画を贈ってもきっと喜んでもらえたのでしょう。けれど私があげたい誕生日プレゼントとは少し違ったのです。天体望遠鏡と星の図鑑を贈ると、リク君からお礼のビデオ通話がありました。
リク君が心から喜んでくれて、私も嬉しくなりました。せっかくの誕生日プレゼントは、できれば長く大切に使ってもらえる記念の品を贈りたいもの。それが孫の成長や学びのきっかけになればと思っています。
決して漫画が誕生日プレゼントにふさわしくないというわけではありません。けれど単行本の値段ならばリク君のお小遣いで1冊ずつ買いそろえられるだろうし、年1回の誕生日プレゼントとしてはしっくりこない……とも思ったのです。今回は天体望遠鏡というぴったりのプレゼントを贈ることができて、私自身も満足することができました。次に帰省してきてくれたとき、リク君から星の話を聞くのが楽しみです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・今淵凛 作画・ももいろななえ 編集・井伊テレ子