<公園のマナーは?>ダッシュする小学生はまるで猛獣!学校にクレームするのってアリ?【中編まんが】
前回からの続き。私(ユウコ)は共働きをしています。息子のタイチ(4才)とコウキ(1才半)は絶賛砂場ブーム中。保育園が終わったあと、公園の砂場で存分に遊ばせるのが日課です。しかし最近、小学生の男の子たちの公園の使い方に疑問を抱いています。小さい子がいるにも関わらず、ギリギリのところを全速力で走り回る小学生。その光景を見守っているだけでヒヤヒヤしてしまいます。考えれば分かるだろうに……そう思った私は小学生に注意を促したのでした。すると小学生たちは、納得していない顔で捨て台詞を吐いて帰ったのです。
そもそも、小さい子にぶつかって大事故になって、困るのはあの小学生たちのほうなのです。
私は彼らのことを思って忠告しただけなのに……それなのに、何? あの捨て台詞は!
私のこのモヤモヤはなかなかおさまらず、ママ友たちにこの公園での出来事を話したのです。
ママ友のミクさんは、私の意見をわかってくれました。
「ユウコさん、すごい勇気ある!」
ミクさんも、公園で何度か危ない目にあっており、学校に連絡しようと思ったそうなのです。
私の子どももミクさんの子どもも小学生たちに何かされたということではありません。
ただ、もっとしっかり教育してくれるように学校に言いたいと思ったのです。
つまりは「公園は公共の場なのだから、走るときは周りを見なさい」と注意してってこと。
全力疾走の小学生なんて、危険以外の何ものでもないのですから。
私たちが小学生のことで盛り上がっていると、神妙な顔をしたシホさんが一言……。
「でも、公園ですら全力で走れなかったら……小学生は放課後、どこで全力で遊べばいいのかな?」
私はあのときの小学生の言葉を忘れることができませんでした。
公共の場である公園の使い方について話しただけだったのに、なんであんなことを言われないといけないのでしょうか。
腹立ちが収まらない私は、ママ友とのランチのときにその話をしてみました。
するとミクさんも私と同じ考えだったのです!
しかしもう一人のママ友シホさんは、なんだか終始気まずそうな表情。
小学生の子をもつシホさんなりに、私たちの言葉に何か思うところがあるのかもしれません。
【後編】へ続く。(明日配信予定。ログインで1話先をお読みいただけます)
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・善哉あん 編集・石井弥沙