<義母、子離れは?>成長を喜ぶ母と気になる嫁「今年で最後にする」義母の心境に変化?【後編まんが】
前回からの続き。私はアカネ(32)。夫のリョウタ(35)と息子のレント(4)との3人暮らしです。家族仲はいいほうで、休日に3人で外出したり、リョウタがレントを連れて出かけている間に私がリフレッシュしたりしています。私たち夫婦の実家は、どちらも電車で1時間ほど。頻繁に会うことはないですが、リョウタの母で私にとっては義母のユキコさんは、なにかとこちらを気にかけてくれます。好意だとわかっているものの、毎年リョウタの誕生日に高価なプレゼントが贈られてくるのでモヤモヤしてしまいます。
レントは大好きなキャラクターに大満足の様子で、お土産も真剣に選んでいました。会計でリョウタが、義母から誕生日に贈られた財布を出しました。
財布を気にしないようにしていましたが、どうしても意識してしまいます。思い切ってリョウタに声をかけました。
あっという間に話が決まってしまい、私は慌ててしまいました。
義母に会うのなら違う服を選んだのに……。今日は動きやすいように、かなりカジュアルな服装でした。でも、はしゃいでいるレントに「ダメ」という理由はみつかりません。
リョウタの実家に着くと義母が笑顔で出迎えてくれました。
私はどこか心のなかで、「独り立ちした息子に対して、寄せている愛情が大きすぎるのでは」と感じていたところがありました。ただ、義母とリョウタのやり取りをみると、イヤな気持ちは沸きませんでした。
リョウタが予定を急に入れて、私たちを実家に連れて行ったのは「誕生日プレゼントについて直接話したかったから」と言いました。
義母の言葉や表情をみていると、当たり前ですがリョウタはいつまでも「息子」なのだと実感します。リョウタが結婚しても、父親になっても、変わることはありません。
私はモヤモヤしている気持ちを素直に伝えられてスッキリしましたし、誕生日プレゼントを贈りたい義母の気持ちもわかるような気がしました。
まだまだ先ですが、私も誰かの「義母」になるかもしれません。そのときには相手の気持ちに配慮しながら、本音を伝えられたらいいなと思いました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・もえこ 作画・水戸さゆこ 編集・横内みか