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<ケチ臭い>ダンナに「マイホームは中古住宅で」と提案され、モヤッ。私って安い女なんですか?

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「釣った魚に餌はやらない」などといわれますが、やさしかった恋人が結婚した途端別人のように素っ気なくなることはありそうです。実際のところ結婚後も毎日おいしい餌ばかり与え続けていては、あっという間に家計が破綻してしまうでしょう。

マイホームの提案をきっかけに、次々と甦ってきた嫌な記憶

ママスタコミュニティにあったのは、「ダンナから『マイホームを中古で買おう』と提案された」という投稿。投稿者さんはその提案をきっかけに、過去をいろいろ思い出したといいます。
結婚前に片思いをしていた女性には、”夢の国”に行く際は有名ホテル泊を提案していたというダンナさん。しかし相手が投稿者さんになると、宿泊先がビジネスホテルにランクダウン。今も家族で夢の国に行くときは、やはりビジネスホテル泊といいます。「もらった婚約指輪も通販で購入した、ごく小粒のダイヤモンドが付いたものだった」とのこと。価格は19万円だそうなので、たしかに相場よりはやや安めかもしれません。

『極めつけが今回の提案。”マイホームもそれですか?”って感じ。そんな提案、普通に嫌なんだけど。なんでそんなにケチるんだろ。ダンナにとっての私って、なんなんだろう?』

過去にがっかりした記憶が、次々甦ってきたのでしょう。今は節約志向のダンナさんですが過去、というよりほかの女性に対しては違ったようです。つまり投稿者さんは最初から”餌”をもらっていなかった? いえいえ、安い餌を与えられ続けてきたのです。

『安い婚約指輪を受け取った時点で、投稿者さんはダンナの金銭感覚を認めたんだよ』

ダンナさんの収入はごく平均的とのことなので、贅沢ができないわけではなさそうです。堅実なのは素晴らしいことですが、人生には思い切った買い物をしたほうがいい場面もあるのでは? 婚約指輪やマイホームなどは、その最たるものではないでしょうか。

『片思いの女=理想。投稿者さん=現実』

これまでは婚約指輪に始まり、ダンナさんの金銭感覚を受け入れてきた投稿者さん。とくに結婚後は生活という現実があるのですから、本心は違っても我慢してきたわけです。しかし、そうとは知らないダンナさんは妻に不満はないと考えている。だからこそ中古のマイホームという、今回の提案になったのかもしれません。

”ケチなダンナ”は悪いばかりではないのでは。まずは主張を!

『うちのダンナは逆に何でもいいものを選ぶけど、私は別に望んでいない。もう少しランクを下げて貯金したい派。でもダンナは家族を喜ばせてくれようとしているんだよね』

逆に「贅沢をしよう」と考えるダンナさんの話も、いくつか届きました。たしかに”家族を喜ばせたい”という気持ちがあるのでしょう。一方投稿者のダンナさんについては、「身内に対して無理をせず、あとで家族が大変なことにならない選択をしているのでは」という想像も寄せられました。どちらがいい悪いという話ではなく、それぞれの価値観です。

『ダンナさんが全部勝手に決めているの? 夫婦で一緒に決めないの? 婚約指輪にも不満なら、結婚を断ればよかったのに』

今回の提案があがった原因は、投稿者さんがダンナさんに不満を伝えていなかったせいなのでは? 「まだ提案の段階なんだから『嫌』と言えばいいだけ」という助言もありました。

『私は中古リフォームもOKだけど、投稿者さんが「ケチだ」「私たちを軽んじている」と感じるならアウトでは?』

届いたコメントのなかにも「私は安いビジネスホテルでもいいけど、中古の家は無理」「私は安い指輪でも中古の家でもOK」など、さまざまな声がありました。男女関係なく、金銭感覚は人によってそれぞれです。
投稿者のダンナさんはずっと「夫婦の金銭感覚は合っている」と考えていたのでしょうが、今回はとくに大きな買い物です。思い切って「私は嫌だ」と主張するチャンスかもしれません。ここがふたりの価値観をすり合わせるための、話し合いの始まりです。

マイホームは新築か中古か?じっくり時間をかけて検討を

実際に中古住宅を購入した人からの経験談もありました。

『頭ごなしに否定せずに、すべてを総合的に見定めて判断したら? うちも中古だけど設備や内装が気に入らないなら、自分の思うようにリフォームすればいいよ』

中古住宅のリフォームをすすめる声は多くありました。この方が中古を購入した決め手は、周辺の環境と利便性、そして子どもが通うことになる学校区だとか。「将来的に賃貸に出すことになっても、借り手がつきやすそうだったから」といいます。
さらに「今は中古物件を購入して、家族でDIYする人が多い。格安で自分たちの好みにできるし、楽しいよ」と教えてくれた人も。モノづくりが好きな家族なら、「自分たちで仕上げた」と作業した思い出も価値にプラスできそうです。

『家はふたりの買い物であって、ダンナさんからのプレゼントではない。普段から家計をやりくりできているなら、中古を提案されても「今は貯金がこれだけあるので、新築でも大丈夫」とか言えるよ』

ダンナさん任せにせず新築物件の価格を調べたり、毎月どれだけのローンなら返済できるかなど、自ら調べるようにというアドバイスも目立ちました。「情報を集めるなかに、中古でも築浅の素敵な戸建てがあるかもしれない」「新築にこだわるなら、不足分を自分の稼ぎでカバーするシミュレーションを提案してみたら?」といったコメントも。ダンナさんから与えられる”安い餌”に不満を言うばかりでなはく、ふたりで餌代を稼ぎ出すほうに発想を転換してもよさそうです。

『昔の女への金遣いと比較する話じゃない気がする。独身時代と同じ感覚でいられたら、こっちだって困るよ』

ふたりで購入するマイホーム。投稿者さんは新築、ダンナさんは中古を希望しています。新築は「この程度なら買える」、中古なら「リフォームにいくら必要か?」などどちらも視野に入れて、細かなシミュレーションをしてはどうでしょう。最初から選択肢を絞ってしまわないほうが、より満足のいくマイホームと出会えるはずですよ。

文・鈴木麻子 編集・みやび イラスト・鶏岡みのり

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
旦那がマイホームを中古で買おうと提案してきた