アンパンマンだから遊びたくなるし、夢中になる!1歳から遊べる知育アプリが登場!
子育てをしていく中で、こんなにもアンパンマンが日常に溢れる生活をするとは想像していませんでした。気がつけば、2歳の娘との日々の中で「アンパンマン」という言葉を口にしない日はありません。「私の育児にはいつもアンパンマンが寄り添ってくれている」そんな風に思うようになるくらい、欠かせない存在になっています。
今回、アンパンマンの知育アプリがリリースされると聞き、開発者の方に取材をさせていただきました。子育て中のママにとって大きな存在である「アンパンマン」が、知育アプリとなったとなれば、聞いてみたいことがたくさんありました。
今回リリースされるアプリは「アンパンマンとこれ なあに?」
言葉を吸収していく時期の子どもたちが大好きなアンパンマンと一緒に、身近なものの名前や生活の中で触れることが多いものの使い方を覚えることができます。
このアプリを開発することになったきっかけを教えてください
アンパンマンのアプリはたくさん出ているのですが、1歳からのお子さまを対象とした本格的な知育アプリはこれまでなかったので、開発をすることになりました。このアプリのコンセプトは「生まれて初めて遊ぶ、知育アプリ」です。
このアプリの制作期間はどのくらいですか?
構想の段階からだと、かなりの時間を費やしています。できあがったゲームを確認しては修正と、ひたすら修正と改善をくり返してきたので、すごく時間がかかってしまったんです。その分、遊んでいただくお子さまにも親御さんにも満足していただけるものをご提供できると思っております。
このアプリを作る中で大変だったことはなんですか?
タップの操作がわかりやすいかとか、タップしたときのアニメーション演出はこれで良いのかなど、ひとつのゲームを何度も何度も作り直しました。画面をタップしたときに、お子さまが「おもしろい!」と感じるタイミングで画面の中の物を動かせているか、この回数で良いのか、この角度で良いのか……。数えきれないくらいくり返しテストをし、修正をしてきたのが大変でした。
このゲームを通して、子どもたちに感じてほしいことはなんですか?
ゲームの中に登場するものも“本物”にこだわっています。野菜や生きもの、のりものなど子どもたちの身近にあるものが多数登場するのですが、デフォルメしすぎず、子どもたちが実際に目にするものと差がないように作っています。
また、アプリを通していろいろな“体験“をしてほしいと思います。ジャムおじさんたちが登場するパン作り、りんごの皮むき、恐竜の化石を発掘するゲームなど小さなお子さんではまだできないような体験をアプリで楽しく簡単に経験することで、興味の幅が広がっていったら嬉しく思います。お父さん、お母さんにも、このアプリを通してお子さんとふれあう時間が濃厚になったり、楽しく学べたりするということを感じていただけたら嬉しいです。
このアプリは、知育の監修・指導も行う大学教授からも推薦されています。
「アンパンマンとこれ なあに?」推薦文/無藤 隆(白梅学園大学教授)
「1歳代から2歳代は特にものの名前を知りたがる時期です。「これなあに?」と尋ねて、「・・・だよ」と答えてもらえると、すぐに覚えるようになります。特に、子どもの身近にあるものや、子どもの興味を引く動物などです。
「あれ、なんだろう」と子どもが注意を向けて、疑問になったときに、「それは……だよ」と伝えることが効果的です。おとなが常に答えてあげるのはもちろんよいわけですが、アプリで何度でも答えてもらえるのも子どもにはおもしろいのです。子どもは答えが分かっても、いくらでも繰りかえすのが好きだからです。
「いない いない ばあ」遊びのように隠れたものが出てくるとか、動くとかがあると、いっそう興味が引きつけられます。次第にものの名前からその色や形の性質へと関心が広がっていくでしょう。
アンパンマンのキャラクターが活躍するので、一人でも遊べる楽しいアプリになっています。ときには親子で一緒に遊ぶと、楽しさがもっと増すことでしょう。」
無藤教授 プロフィール:
白梅学園大学教授。元お茶の水女子大学附属小学校校長。専門は保育学・発達心理学・教育心理学。文部科学省や内閣府などが主催する、さまざまな教育関連の会議、協議会等の委員を歴任。日本の保育・幼児教育研究の第一人者。知育絵本や玩具などの監修・指導も多数。
スポンジのように、日常に溢れる言葉を吸収していく子どもたち。「知りたい!」「やってみたい!」という好奇心と、大好きなアンパンマンという条件が揃うことで、子どもたちが持つ「身に付ける」という能力はグン! とアップするのではないかと、お話を聞いていて感じました。
「たくさんの絵本を読んであげたい」「図鑑を見せてあげたい」「触れさせてあげたい」「体験させてあげたい」。「アンパンマンとこれ なあに?」は、小さなお子さんを育てているお母さんたちが感じていることを、叶えてくれるアプリではないかと思います。
取材、文・上原かほり