<七五三、義母は不要?>実母からの喝!「器が小さい」お祝いしたいキモチはみんな同じ【後編まんが】
前回からの続き。私はシホ。娘のリカが3歳になり、初めて七五三を迎えます。1年以上かけて準備してきたので、完璧な七五三にしたいと意気込んでいたのですが……家族3人で撮影予定だった写真館での撮影に、義母が参加したいと言い出したのです。お参りには義母も呼んでいたので、そのときに神社で撮影すればいいと思うのですが……。義母との仲は悪くありませんし、義実家に行ったときに嫌な思いをしたこともありません。とはいえ、私にとっては他人です。どうしたって気をつかってしまいます。私は憂鬱な気分になってしまいました。
私は、お参りから参加予定の母に状況を説明したところ、「器が小さい」と笑われてしまいました。たしかに私は、自分がプランニングした七五三を完璧に遂行したい、という気持ちが強かったのかもしれません。
母の言葉にはっとしました。本来、七五三は子どもがその歳まで成長したことに感謝し、今後の健やかな成長を願う行事です。
思い返してみると、リカがこの歳になるまで、本当にいろんなことがありました。初めての育児でとまどっているときも、イヤイヤ期で心が折れそうなときも、母だけでなく、義母にもたくさん助けてもらいました。私は、親として初めての七五三を完璧にしたいという思いから、若干ナーバスになっていたのかもしれません。
写真は私たち家族3人の写真だけでなく、両家それぞれと、両家揃ったものも撮影しました。優しい祖父母に囲まれたリカは終始ご機嫌で、両家を含めて家族みんなが楽しくすごすことができたのです。
私自身も親として迎える初めての七五三だったので、若干ナーバスになっていたのかもしれません。
後日、できあがった写真を義実家に持って行くと、義母は「この写真を大切にするわ」と、うれしそうに話してくれました。つまらないことにこだわらず、家族みんなで写真撮影をして本当によかったです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・今淵凛 作画・吉田ぱんだ 編集・みやび