<ひとりボッチは不憫?>グループは抵抗アリ!「私は可哀想じゃないッ」【第4話まんが:娘の気持ち】
前回からの続き。私はホマレ、中学1年生です。私は特定の女子グループに入らず、いろんな子と広く付き合える今の状況が一番心地いいと思っています。でもママの目には「都合良く扱われるかわいそうな子」と映っているようです。私は別に大丈夫なのに、何を勘違いしているのか必死で励ましてくるのです。そんなある日、パパが私に声をかけてきました。私はパパにまで「グループに入れ」と説得されるのかと思って、一瞬身構えたのですが……。
意外にもパパは私の話をうなずきながら聞いてくれました。「パパならわかってくれるかも」そう思った私は、ママの態度への違和感をパパに打ち明けることにしたのです。同情されたり励まされたりするたび、私は嫌な思いをしていると……。
私の思いをパパが伝えてくれると言うので、お願いすることにしました。良かった、パパはわかってくれた……。私が少しホッとした顔をしたら、パパもにっこりと笑ってくれました。その後、私の気持ちはママにもちゃんと伝わったようです。
パパから友だちとの関係を聞かれた私。「きっとママに何か言われたんだろうな」と思ったら……案の定そのとおりでした。けれど私の気持ちを決めつけているママとは違って、パパは私の話に耳を傾けてじっくり聞いてくれたのです。
心配するあまり「かわいそう」なんて同情されてしまうと、私は逆に気が重くなってしまいます。パパはグループに入らないという私の価値観を大切にして、ママにも伝えてくれました。それ以来、ママも心配の言葉が出そうになるのをグッとこらえているのがわかります。
パパがわかってくれて救われました。私もさまざまな価値観を大切にできる人間になりたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子