<夫、義母のグチに便乗>父親としての自覚ゼロ「まだ間に合うなら…」 【第4話まんが:夫の気持ち】
前回からの続き。オレはアヤト。妻のメグミ、2歳の娘のノアと3人暮らしをしている。同じ県内には、夫婦どちらの両親も住んでいる。しかし最近のメグミはオレの実家にまったく寄り付こうとせず、自分の実家にノアを連れて行ってばかり。おかげでオレは、実家へ行くたびに母さんからメグミの愚痴を聞かされるハメに。母さんとメグミの折り合いが悪いのは知っているが、どうしてメグミは頑張ってくれないんだろう。「あんな嫁ならいらなかった」とこぼす母さんの言葉を聞いているうちに、だんだんオレまでそんな気がしてきた。そしてオレは、離婚を言い渡すことにしたのだが……。
メグミに「離婚だ!」と言い渡したオレ。しかしかえって強く言い返される結果となってしまった。最初こそふてくされていたオレだったが、冷静になるにつれてメグミが言っていた意味がよくわかるようになって、逆に自分のことが情けなく思えてきてしまった。
今となってはエラそうに、「離婚だ!」「生活費や養育費くらいはくれてやる」と威張っていた自分が恥ずかしい。オレはもちろんノアの父親だが、父親としての自覚はまったくといっていいほど育っていなかった。生まれてから2年も経っているというのに……。
メグミに対して「離婚だ!」と言ってしまったオレ。今となっては、なんて失礼なことを言ったのだろうと恥ずかしい気持ちでいっぱいだ。
メグミの言う通り、オレは心のどこかで「面倒くさいことは全部メグミがやってくれる」と思いこんで逃げようとしていたんだ。
「離婚でもいい」とまで言われてしまったオレは、慌てて自分を見直すことにした。メグミに「良きパートナー」として認めてもらえるよう、少しずつだけれど頑張ってみようと思う。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・吉田ぱんだ 編集・みやび