<結婚の…正解・不正解?>コワッ!歴代の花嫁が…みんなソックリ?【第2話まんが:ダイスケの場合】
前回からの続き。みなさんの結婚観は、どういうものですか? 自分の思い描いたとおりの結婚生活を送るのが理想かもしれませんが、パートナーと結婚観が異なればお互いの意見のすり合わせをしなければなりません。結局どこかで妥協したという方もいるのではないでしょうか。そんな結婚観について、さまざまな男女のお話をオムニバス形式でお届けします。
私は38才のスズカ。今日はいとこの結婚式に参列しています。新郎の男性ダイスケは、私の父の兄の息子。現在40歳です。そしてダイスケはバツ2で、今回の結婚はなんと3回目……。
今回の奥さんも、1度目と2度目の奥さんと顔がソックリ……。3人並べば三姉妹に見えるかも……。いや、一卵性の三つ子? 私は呆然と花嫁の顔を見つめながら、2度目の奥さんの言葉を思い出していました。実はこんな相談をされたことがあるんです。
1度目は夫婦ともに25歳のときに結婚し、31歳で離婚。2度目はダイスケが33歳のときに26歳の奥さんと結婚して、4年後に離婚。今回の奥さんは、今27歳だそうです。そして私は気付いてしまったのです。花嫁たちの共通点に……。
3人の奥さんたちの性格はバラバラだったし、ダイスケは中身なんて見ていないのです。私の推測が正しければ、今回の相手との結婚生活も数年で終わるはず。その後ダイスケはまた20代半ばの似た系統の顔の女性を探し、まったく同じ顔になるように手を加えていくのでしょう。そう思うと……ちょっとゾッとしました。
けれどその年代のその顔の女性しか愛せないというのなら、もしもダイスケがもっと年を取ったらどうするんでしょう。そのときにはじめて理想像を妥協しようと思うのでしょうか? それは私には分かりません。
原案・編集部 脚本・物江窓香 作画・マメ美 編集・井伊テレ子