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<水泳のブラック校則!?>娘に同じ思いはさせたくない!理不尽なルールに立ち向かう母【後編まんが】

前回からの続き。私(ハル)は小学生のとき、担任の先生に何度も何度も「長い髪の毛を切れ」と言われ、「切るまでプールに入らせない」と言われました。髪の毛をとても大事にしていたため、とても悲しい気持ちになりました。そして、毎日の先生からの説教に、小学生であった私が耐えられずはずもなく、髪の毛を切りました。当時の私と同じように髪の毛を大事にしている娘(ユメ)に、同じ思いをさせたくないと思っていました。そして今年の夏、娘にも髪の毛に関するちょっとしたトラブルがあったのです。

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娘は「髪を切らなきゃダメなの?」と、悲しそうに私に訴えてきました。私は娘の話を聞き、今の時代でもまだこんなこと言われるの!? と、とても驚いてしまいました。

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娘は私の髪の毛が長い頃の写真を見て、髪の毛を伸ばしてきました。「髪……切りたくないよ」と、泣いています。

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私が子どものときは先生に言われて、諦めて髪を切ることしかできませんでした。でも、娘のために先生に確認することにしました。

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何もしないまま娘に同じ思いはさせたくない! と思い、私は先生に電話してみました。

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先生は私からの問い合わせに少し慌てた様子で「いいえ! 髪の毛をしばってまとめてもらえたら大丈夫ですよ」と、すぐに答えてくれました。「今は“男の子は切る”とか“女の子は結ぶ”という言い方ができないので、そのように書いてるんです」と、丁寧に理由を教えてくれました。

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私の母が今でも悔しい思いをしているというのなら、なぜあのとき何か行動をしてくれなかったのか。
じつはそれも、私の心に苦々しい思い出として残っています。私は、娘に傷ついてほしくないし、私の心にも新しい傷をつくりたくありませんでした。そして、勇気を持って行動できたことに後悔はありません。もちろん学校の意見を優先させないといけないこともあるでしょうが、こちらの事情を説明すれば理解してくれるときもあるでしょう。
これからは後悔しないように、学校に疑問があるときは、相談や意見をしていこうと思っています。

原案・編集部 脚本・物江窓香 作画・Ponko 編集・横内みか

※この漫画は体験者本人のご協力の元作成しています。

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