<非常識な妹>久しぶりの再会「手放した息子に会いたい…」身勝手な言い分に姉は!?【第4話まんが】
前回からの続き。私はメイコ。妹のナナ夫婦は、旦那のイクトさんもナナ自身も浮気しているという、壊れた家庭でした。しかもナナは、浮気相手と再婚するために、息子の親権をあっさりとイクトさんに渡してしまったのです。ナナにはナナの事情があったのだと思いつつも、私は引いてしまう気持ちを抑えられませんでした。ある日、ナナから久しぶりに連絡がありました。
ナナが離婚して、しばらく疎遠になっていました。メッセージで「再婚した」といった連絡は来ていましたが、そっけなくしか返事ができていませんでした。けれどだんだんメッセージが悲痛なものになっていって……冷たくしきれずに、会うことにしました。久しぶりに会ったナナは、やつれていました。
ナナはしばらくして、ぽつぽつと話し始めました。再婚した相手がモラハラ気質が強く、日々ツラく思っていること。ソウくんに会いたいと思い、元夫のイクトさんに連絡したけれど、「ソウは会いたくないって言ってる」と伝えられたこと……。「もうお姉ちゃんにしか話せなくて……」と、ナナは弱っていました。
ナナは泣きながら「……ソウに会いたいの」と、わが子への思いを口にしました。
ナナの気持ちは、わからないでもありません。ただ……どうしても、伝えておきたいことがありました。自分の行動がどれだけソウくんをキズつけたのか、今しっかり理解してほしいと思ったのです。
ナナから「子どもに謝りたい」という話を聞いて、最初に感じたのは怒りに近い感情でした。自分のあやまちに向き合ったのではなく、逃げようとしているように見えたのです。
ナナがこの先どういう選択をするのかはわかりません。けれど、一度子どもから逃げて、またツラいからと子どもに救いを求めるのは、おかしな話だと思います。ナナがきちんと自分の弱さを受け止めて、ソウくんのことを思った行動ができるようになったなら、両親との仲をとりもったり、モラハラ旦那との離婚を手助けしたりもできると感じています。ただ、全てはこれからのナナ次第です。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・Ponko 編集・横内みか