<嫁ブロック発動!>輝く父親の姿を子どもたちに見せたい!なのに妻が?【第6話まんが:夫の気持ち】
前回からの続き。俺(ゴウ)は妻のマイと娘のハルナと暮らしていて、もうすぐ待望の2人目も産まれてくる。ますます父親として頑張らないと……。そう思いながら俺は、半年ほど前から転職活動をしていた。会社に不満を溜めながら働くよりも、もっとやりがいを求めて楽しく仕事がしたい。しかしマイは「その転職には賛成できない」と言ってきた。そりゃ年収は大幅に下がるかもしれないけれど、もっと「俺の人生」について考えてはくれないのだろうか。俺は悲しみと怒りに襲われた。
マイはつわりなど体調不良で大変そうだった。精神的にも不安定なこの時期に、転職するなんて言ったら心配をかけるだけ。無事に決まってから報告しようと考えた。しかし現実は思っていたほど甘くなく、なかなかうまくいかなかった。
あきらめずに転職活動を続けていた。そんなとき転機が訪れた。A社の説明会に行くと、ものすごく興味をそそられたのだ。俺はここで働きたい。でも給料が大幅に下がる。そこで実家に出向いて話してみると、両親は快く同居をOKしてくれた。
やりがいのある仕事を見つけて転職して、今よりも充実した毎日を過ごす父親になりたい。これからの自分のキャリアのために……子どもにそんな背中を見せるために……頑張らないと! そう思ってあきらめずに転職活動を続けていたら、A社に出会うことができたのだ。
ただ転職してすぐは慣れない仕事も多いから、マイのサポートにまで手が回らないかもしれない。そんなとき他に大人の手があればどれだけ安心するか……。そこまで考えたうえでの実家への転居だった。俺は家族と自分のために、どうすることが一番いいかを考え続けてきたつもりだった。
しかしマイは俺のすべてを否定してきた。しょせん俺の人生なんてマイにとってはどうでもいいのかもしれない。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子