<電子マネー派VS現金派>もしや端数は奢ってもらう気だった?ケチすぎるのはアナタ!【後編まんが】
前回からの続き。私(カンナ)はママ友グループでよくランチをします。お会計は誰かがまとめてお店に支払って、それぞれの支払いは電子マネーを利用することが定番になっています。電子マネーなら、みんなから即座に端数まで集めることができて便利。いつもだいたい5人でランチに行くのですが、そのなかのひとり、マキちゃんだけは電子マネーをかたくなにはじめないのです。しかも立て替えてくれた人に端数の金額を借りたまま返さないこともしばしば。とうとうママ友たちの苛立ちが爆発してしまい、返済を迫ったのですが……? マキちゃんの反応はというと……。
マキちゃんは「うん……でも正直いくらだったんだろう。返せと言われると思ってなくて……」と、今まで立て替えてもらっていた金額を把握していないようです。マキちゃんの旦那さんは「そうだよな~。うーん。300円ずつくらい返せばいいんじゃない?」と、適当な金額を提案しているようですが……。
結局、私は200円、ユリちゃんは1000円、ジュンコちゃんは100円をもらいました。ハルカちゃんは200円をもらい、30円を返していました。ユリちゃんが「結局端数は奢ってもらおうとしてたんだね。端数を支払う私たちと、支払ってもらおうとするマキちゃん。どっちがケチなんだろうね」と、ビシッと言いました。マキちゃんは顔を真っ赤にして帰っていきました。
その後、マキちゃんは他のママたちに私たちがケチだなんだと噂しているようですが、相手にされていないと聞いています。結局残りの端数は返ってきていませんが、みんなで「勉強代だと思って、もう気にしないでおこう」という話になりました。
現金でも電子マネーでも、きちんと支払ってもらえればどちらでも構いません。立て替え分をすぐに返すか、立て替えがないように小銭などを用意してくれていれば、何も不満はなかったでしょう。
しかし一度頭に浮かんでしまった「?」は、結局価値観が合わないという証拠なのかもしれません。
価値観が合わないのに無理に一緒にいる理由はありませんよね。無理に一緒にいれば、もっと大きなトラブルになったかもしれません。今回はよい勉強になったと思うことにしました。
原案・編集部 脚本・物江窓香 作画・高橋ビッキー 編集・横内みか