<祝われる側なのに?>旦那が誕生日ケーキを準備してくれたけれど、切るのは自分だった。少し悲しい…
ママが生まれた大事な日、誕生日。子どもの誕生日は盛大に祝うけれど、ママの誕生日は「おめでとう」と言われるくらいという家庭もあるかもしれません。今回ママスタコミュニティに寄せられた投稿は、ママの誕生日のケーキをめぐって、ちょっとした事件が起きた、という話です。
誕生日の主役がケーキをカットすることに……
『今日は私の誕生日。午前中に旦那がホールケーキを買ってきてくれました』
なんて気が利く旦那さんでしょう! 投稿者さんも「嬉しかったし、感謝している」と付け加えます。
しかしこの日、旦那さんは20時からの仕事があり、そのため夕方は仮眠をしていたのだとか。お子さんと投稿者さんはケーキを楽しみにしながら、日中を過ごしていました。夕飯の準備も済ませ、あとは”旦那さんが揃うだけ”なのに、旦那さんはなかなか起きてきません。ようやく起きてきたのは、出勤1時間前だったとのだとか。
『バタバタと出かける準備をしながら、旦那が「ケーキ、切っておいて!」と言い出しました。私は「切ってほしいな。自分で切るのは寂しいよ」と言ったけれど「時間ないから!」と。悲しくなって、ケーキの写真も撮らずに切り分けました。子どもが「写真は?」「ロウソクと歌は?」と聞いてくれたのですが……』
切ない気持ちを抱えながらも、旦那さんの出勤が迫っているために我慢をした投稿者さん。そこに追い打ちをかけるように、「せっかくロウソクをつけてもらったのに!」と旦那さんが言ったのだとか。投稿者さんは「先に切れと言ったのは旦那なのに!」と憤慨します。
この一件を読んだママたちからはさまざまな意見が寄せられました。
仕事なら仕方がないのでは?
旦那さんは投稿者さんのためにわざわざホールケーキを買いに行きました。本当は旦那さんもロウソクを立てて、バースデーソングを歌いたかったのではないでしょうか。「せっかくロウソクもつけてもらったのに!」というくらいですから……。けれど現実には出勤前の忙しい時間に重なってしまったわけです。それなら仕方ない、と考えるママたちも多いようです。
『仕事なら仕方ないよ』
『その状況なら仕方ない。仮眠とらずに仕事に行って何かあったら後悔するよね。子どもと一緒にケーキを切って、子どもが歌を歌ってくれて一緒にロウソクを消せば楽しい時間じゃん』
「ケーキを楽しみにしている可愛いお子さんたちがそばにいるだけでヨシとしておこう」との声も。子どもが大きくなって独立したら、一緒にお祝いをしたくてもできなくなくなるかもしれませんからね。
タイミングがずれたのなら臨機応変に
祝う気マンマンだった旦那さんと、祝われる気マンマンだった投稿者さん。ちょっとしたタイミングのズレで、ロウソクも立てず、歌も歌わずにケーキを切ることになってしまいました。どうすればよかったのでしょうか……? ママたちがアドバイスをくれました。
『わが家は誕生日の人が、食べられるだけ好きに切るよ。残りをあとの人で食べる。だから誕生日の人が自分で切っている。べつに寂しくないよ!』
この方法は合理的ですね。食いしん坊がいたら、先に大きく取られてしまうのではないかとちょっぴり心配にもなりますが。
『午前中にやったらよかったのに。うちは時間あるタイミングでしかやらない。時間ないなら日をずらす』
たしかに、旦那さんが出勤するとわかっていたのであれば、時間をずらす方法もありました。自分でケーキを切ることになっても、やり方次第でいくらでも楽しい時間にすることができるようです。旦那さんがせっかく買ってきてくれたケーキです。工夫次第では楽しめたかもしれませんね。
わが家でケーキを切る係はいつも私!だから……
ホールケーキを切るのは自分の役目だと語るママたちもいました。確かにホールケーキを切るのにはなかなかの技術がいりますからね。一番得意な人が切るのがいいと力説するママたちもいます。
『イベントでケーキを切るのはいつも私。自分の誕生日くらい、カットされるのを座って待っていたいという気持ち、共感できる!』
『わが家でケーキを切るのは私。だって私が一番綺麗に切れるから』
自分の誕生日ケーキを自分で切るママたちは少なくないようです。
なかには、「むしろ自分で切りたい。誕生日くらい1番美味しそうなところを大きめにカットして食べたい」という人も。考え方次第で、自分の誕生日を大いに盛り上げることもできそうです。
自分のためにケーキを買ってくれた、声をかけてくれた。落ち込まないで
投稿者さんを思ってお店まで足を運んでくれた旦那さんです。世の中には自分の誕生日ケーキは自分で買う、というママも少なくないのですから、買ってきてくれるだけでありがたいことかもしれません。仲よしで羨ましいとのコメントもありました。
『私が自分で好きなケーキ予約して、当日自分で取りに行っているよ。投稿者さんはすごく幸せだと思うよ! 落ち込まないで!』
『旦那がいてもケーキを買ってくるのは私。お皿やフォークやロウソクのセッティングも自分。切るのも私だし、片付けもすべて私』
『私なんてケーキを買ってきてもらったなんて一度もない! 買ってきてもらえるだけで羨ましい。でも年1回の誕生日くらいって思っちゃうよね』
「ケーキが美味しかった」。それだけでも十分幸せな人生なのでは? とママたちは語ります。自分の誕生日くらい、カットしてもらいたかったという気持ちはよくわかります。でも旦那さんやお子さんたちは投稿者さんの誕生日を心の底からお祝いしたいと思っていたはずです。そのような幸せをかみしめてみてはいかがでしょうか。
ママスタコミュニティのママたちも「投稿者さん、お誕生日、おめでとう!」と声を揃えましたよ。どうか、素敵な1年になりますように。
文・岡さきの 編集・すずらん イラスト・Ponko
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