<真面目な夫が……?>夫と相手女性と3人で話し合い「離婚はしません」きっぱり宣言【第3話まんが】
前回からの続き。私(リカ)は夫のユウキと、3人の子どもを育ててきました。上の2人はすでに社会人。長男のダイスケはひとり暮らし、長女のサエは実家で暮らしています。中学3年生の次女・カコは部活に勉強に毎日忙しそうです。平凡だけれど、ホッとする幸せがわが家にはありました。しかしある日、私はいきなり夫から離婚を切り出されてしまうのです。不倫をしていた上に、相手の女性に子どもを作ってあげたいから離婚してほしい……? 私は頭が混乱して追いつきませんでした。
週末に夫と不倫相手と喫茶店で会うことにした私。相手の女性はマリエさんといって、長らく夫の部下として働いてきたそうです。「どうか早めのご決断をお願いします」「離婚してください、お願いします」2人は私に対して深々と頭を下げます。
夫と一緒に過ごしてきた25年間が走馬灯のように浮かびました。私の結婚生活にはいつも夫の笑顔があったし、子育ての想い出にはいつも夫の気遣いと優しさがありました。お互いに感謝しあい、助け合ってきたと思います。それなのに……。
いきなり離婚を切り出されたときは一瞬気が動転しましたが、深々と頭を下げる夫の姿を見て私は妙に冷静になりました。そして相手の女性を交えて、3人で話し合うことになったのです。しかし目の前にいる夫は「家族に対する愛情はない」そんな言葉を言うような人になってしまったのです。
相手の女性「マリエ」は、私に対して慰謝料を支払う準備ができていると言っていました。慰謝料さえ支払えばいいと思われているのかと思うと、ますます憤りを感じます。「子どもが欲しいから早く離婚してほしい」だなんて、何で私が不倫相手の事情を汲まないといけないのでしょうか。
「そんなの私の知ったことではありません。それでは失礼します」そう告げて私は店を後にしました。それから夫は家に帰ってきませんが……絶対に離婚なんてするものかと思っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子