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<離婚する?復讐する?>最大の裏切り⇒彼の人生に私はいない「愛情がゼロなら……」【第8話まんが】

前回からの続き。私(ナツキ)は、夫のトモヤと2人暮らしをしていました。トモヤとは高校の同級生。私たちは高校時代に一度、新しい命を授かりました。しかし、どうしても「産む」という選択をすることができなかったのです。それでも私たちは交際を続け、社会人になってから結婚。幸せに暮らしていましたが、どれだけ望んでも子どもを授かることはできませんでした。これからは2人で生きていこう。そう思っていた矢先、トモヤから「好きな人ができたから離婚してほしい」と切り出され、さらに相手の女性の妊娠を告げられます。トモヤや義両親が幸せになるなんて絶対に許せない。自分の心と顔が、どんどん憎しみに支配されて醜くなっていきます。そんな私のことを、職場の先輩であるユミさんは心配しつつ、現実的な話をしてくれました。たとえ私が離婚しなくても、子どもが生まれてくる以上、夫とその子が無関係を貫くことは難しい。そしてその子どもを産むかどうかは、私がどうこうできる問題ではないのでした。

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【修正版】8_2

「旦那さんが一番責任をとらないといけないのは不倫相手のお腹の子どもじゃなくて、なっちゃんの人生だったはずじゃないの? それに不倫相手が妊娠したことを、なっちゃんよりも先に両親に相談したんでしょ? 私からすれば”一番大切な場面では必ず親を頼る男”って見えるけどな」

ユミさんの言葉がグサグサ刺さってきました。だって、どれも本当に正論だから。

【修正版】8_3

「旦那さんはもう何年も、自分の気持ちに反して、なっちゃんに寄り添ってきたことが、旦那さんなりの優しさだったのかもしれないね。でもハッキリ言って、やっていることはクソだから、どうあがいても擁護はできない。ねぇ……そんな男、復讐をするだけの価値がある……?」

ユミさんのおかげで、私はだいぶ冷静に物事を考えられるようになっていました。

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ユミさんの作ってくれたご飯は、どれもとても美味しかったです。
久しぶりに愛情のこもったものを食べて、話を聞いてもらえて、少しだけパワーが出てきました。
私はトモヤと義両親と不倫相手を恨み、一生をかけてどうやって復讐をしていこうかと考えていました。
けれど、彼らは私が復讐をするだけの価値のある人たちなのでしょうか。
そんな彼らが目いっぱいの誠意として提示してきたのが、家と貯金全額。
もう愛情が手に入らないのであれば、せめてもらえるものはしっかりもらって、次に進んだ方が良いのかもしれないな……。

ユミさんのおかげで、そんな風に前向きに考えることができはじめていました。

【第9話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よし田 編集・石井弥沙

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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