<嫌味な上司が……!>仕事中、園から電話「早退します……」気まずい!【後編まんが:上司の気持ち】
前回からの続き。私はトモミ。現在40歳。仕事では部長職に就いています。子どもは5歳と2歳とまだまだ幼く、どちらも保育園に通っています。わが家は実家が近く、何かあれば母がお世話をしてくれるので仕事と育児の両立は完璧。しかし先日、母が転倒して腰を痛めてしまいました。そのうえ翌日には上の子が発熱。母は安静中で頼れないため、仕方なく私は会社を休んで子どもをみることになりました。少し気まずい思いもありましたが、他の人のようにバンバン休んでいるわけではないし、まあ大丈夫だと思っています。
今度は次男・フウタが熱を出したと保育園から連絡がありました。今まで子持ち社員に対して散々「母親としても会社員としても自覚が足りない!」「もっと工夫して育児しなさい」などと言っていたのに、私も同じように早退しなければならなくなったのです。私は部署の人たちに早退を報告し、そそくさとフウタのお迎えへ向かう準備をします。
私は個室から出られませんでした。今まで自分が言っていた言葉が、今になって自分に跳ね返ってきています。人がいなくなる気配がしてから、私はそっと個室から出て保育園に向かいました。フウタの熱は大したことはありませんでした。夜には落ちつきましたし、これなら明日は会社に行けるでしょう。
今回の件で、誰にも頼らず育児をすることの難しさが身に染みてわかりました。これまで母に頼りっぱなしだった自分を恥じるばかりです。
こんな私が早退をしたところで、きっと誰にも気にかけてもらえないだろうと思っていたら……なんとユリさんとアズサさんが助けてくれました。仕事的にも気持ち的にもどれだけ救われたかわかりません。
これからは私が先頭に立って、誰も肩身が狭くならない職場にできるよう尽力したいと思っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・吉田ぱんだ 編集・みやび