<義母、すべて嫁にお任せ!>夫も義母の味方「もてなすのは嫁の務め!」話にならない【第2話まんが】
前回からの続き。私(アリサ)は夫の両親と二世帯同居をしています。玄関も、水回りも別、生活費も別という約束でスタートした同居生活でしたが、実際は約束どおりにいきませんでした。なにかにつけて買い物や食事作りを私に頼ってくる義母。その際の食費もなぜかわが家持ちです。しかも義弟家族が帰省する際も、私をまるで召使いのようにみんながこき使うのです。夫と何度話し合いをしても私の意見は受け入れてもらえず、離婚もかすかに頭によぎる中、私が病気になり手術のために入院しました。幸い術後の経過は順調ですが、なんと義両親は、明日の義弟帰省の対応をいつものとおり私に任せようとするのです。
案の定、義弟(ユウジ)一家が来ても、夫も義母もいつも通り何も手伝ってくれませんでした。義母からは「アリサさん病み上がりなのだから」の一言すらない。夫も「無理するな」とも言ってくれない。もちろん、ユウジ君の嫁のサラさんも何もしてくれません。申し訳ない程度に、食器を下げてくれるだけ。
「お兄ちゃんだって稼いでいるのだから、それくらい出せるでしょう?」「それに、お金が大変だっていうのなら、なおさら自炊しないと」義母はまったく私に配慮しようとしません。負担だ、大変だという意見さえ受け入れてもらえないのは正直かなりしんどいです。
(もう、この人たちには何を言ってもダメなんだな)(私を“便利な嫁”としかみていないんだ……)今まで一生懸命話し合いをしようとしていた私ですが、諦めたほうがいいと感じました。
前々から離婚が頭をよぎっていたのは事実です。しかし、毎日をこなしていくのに精いっぱいで、離婚を考えるほどのエネルギーがありませんでした。
けれど、今回入院をしたことであたらめて“自分のためにも”離婚をしたほうがいいと気が付きました。子どもも男の子と女の子がいるから、こんな時代錯誤な男尊女卑な家を見て、この通りに育ってしまうことは避けたいです。
ただ、私が今までやってきたことを、誰かにわかってもらいたい。そう思い、ユウジ君のお嫁さんであるサラさんに連絡を入れることにしたのです。なおかつ、「義実家はひどい家なので気を付けて」ということも、伝えたくなってしまいました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・林檎りん 編集・塚田萌