<理不尽な女の対処>「断ってもいいんだ……」押しに弱いママの気づき。7年後の現在【第4話まんが】
前回からの続き。私はナツミ。1歳の娘ユナのママです。先日義父の葬儀準備中に親戚のミキさんから「邪魔だ」と言われ、暖房器具もない部屋に追いやられたました。そのことを実家で話すと妹のカナコが怒り出したのです。四十九日にカナコがついてきてくれることになりました。集まりの当日、前回と同じく私に意地悪な行動をとるミキさん。しかしカナコは失礼なことを言われて黙っているような人ではありません。しっかり言い返してくるカナコに、ミキさんは悔しそうな様子でした。さらにカナコは、私の夫・ユウスケを詰め始めました。
「ここにいろ」と言われても、いなくていい。「邪魔だ」と言われたら「じゃあお邪魔なようなので」と帰ってもいい。
理不尽な要求をされたら断ってもいい。
私は「そういう選択肢」があることを初めて知ったのです。それから7年後。
私はこの7年で2人子どもが増え、3人のママになりました。
その分トラブルもあり、理不尽なことを乗り越え……。その積み重ねで自然と強くなりました。
「ミキさんタイプは謝ってばかりだと図に乗る」そういうこともわかったのです。
母が言っていた「母は強くならないといけない」。その意味がやっとわかりました。どうしてあの頃の私は、悪意しかない人にウジウジし、言うことを聞いて悲しんでいたのでしょう。それはきっと、ずっと、私のことをみんなが守ってくれていたから。
知らないうちに甘えていたからですね。戦う選択肢がなかったのです。
今は私がみんなを守る番です。
母や妹たちが私にしてくれていたこと……今では感謝しています。
今後は子どもたちや昔の私みたいな人を守ることで感謝の気持ちをかえしていきたいと思っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・べるこ