<義母のための育休?>息子とのお出かけにルンルン!浮かれすぎた結果【第3話まんが:義母の気持ち】
前回からの続き。私は60代の主婦。息子のトモノリは、うちから車で30分ほどの場所に暮らしています。嫁のリョウコちゃんは現在妊娠中で、もうすぐ初めての出産。少し前に息子に電話すると「育休を取る」と言うのでビックリしました。時代の流れとはいえ、仕事に支障がないか心配です。でも息子が長いお休みになると会える機会も増えそうなので、内心楽しみです。孫の誕生に息子の育休、待ち遠しい日々です。
孫の出産にくわえて、思いがけず息子が休暇をとるという事態に浮き足立ちました。
孫の出産はうれしいけど、娘がすでに2人産んでいるので初孫でもないし、何よりお嫁さんの子ですから出すぎた真似は禁物でしょう。
息子が育休に入ってからは、リョウコちゃんを気遣いつつも息子とあちこちへ出かける日々が楽しくて仕方がありませんでした。近所の人にも「息子さん優しいわねえ」なんて言われて鼻高々です。
息子にガソリン代と称して、毎回お小遣いをにぎらせています。
それなりの頻度で息子を連れ出しているので、リョウコさんに少し負い目がありますが、お金を渡しておけば、お互いの気もすむでしょう。それに夜にはちゃんと家に帰しているのだから十分なはず。
それから1か月ほどたったころ、娘から電話がありました。
娘から言われた言葉にしばし考え込んでしまいました。息子の育休をバケーションだなんて思っていません。ただいつもより時間に余裕があるのだから、私の助けになってくれたらうれしいなと思っただけです。
その後、娘に「私のときは男性の育休なんてなかった」「1人で育児、家事するなんて当たり前だったのに、今は恵まれているわよね」「トモとすごす時間くらい、くれたっていいじゃない」とグチると「自分がこうだったから相手にも強要するって、ただの意見の押しつけじゃないの?」と言われてしまいました。
娘だけではなく嫁にも痛烈なことを言われ、悔しいけれど「今はそういうものだ」と受け入れるべきなのかと思いはじめています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・森乃クコ 編集・横内みか