<生理を把握カレシはアリ?>「ナプキン用意してある」優しい?気持ち悪い?恋愛と結婚【後編まんが】
前回からの続き。私はユリ。小学2年生の息子が1人います。私の旦那(ナオミチ)は生理に理解がありません。生理中に優しくしてくれるでも、家事を代わってくれるわけでもない。「生理で体調がよくない……」といっても「ふーん」で終わり。もちろんナプキンを買ってきてくれたことだってありません。私だって労わってほしいです。なによりも、ナプキンくらい買ってきてほしい。旦那があまりにも生理に理解がなさすぎて、私は生理に理解があった元彼のことを思い出しました。
今思うと、もし元彼を選んでいたら……。元彼なら私の体調を気にしてくれて、家事とか絶対にすすんでしてくれたんだろうなと思いました。生理のせいで怒りっぽくなった私の愚痴に「ごめんね、気を付けるね」なんて言って調子を合わせてくれたんじゃないだろうか。ナプキンはお願いしたら嫌な顔せず買ってきてくれたと思うし、なんだったらもう……言う前に気が付いて買い揃えてくれていたかも。
「はぁ、恋愛と結婚は違うとはこのことか……」ため息が出ました。後悔とみじめさで涙まで出そうです。その日の夜。体調がすこし戻ったかなというとき、旦那が帰ってきました。「ただいま~」旦那は上機嫌で私にある報告をしてきました。「今日の弁当さあ……」
「おいしかった~またアレにしてよ」「昨日の残り物ちょっとアレンジしただけだよ?」「うん、でもめっちゃおいしかったよ」にっこりと微笑まれ、きゅんとしました。
生理の理解でいうと、元彼のほうが格段に良かったです。どうして当時はその優しさを「気持ち悪い」なんて思ってしまったのか……。カレンダーに〇までつけて、ナプキンを持ち歩いてくれる旦那さん、すごくいいじゃないですか。
でも、人にはいいところもいやなところもきっとあるんですよね。マッサージしてくれとは言わないけれど、せめてナプキンを買えるようにはなってほしい……それはまだそう思うけれど、旦那の悪いところばかり見ていてもしょうがない。もっと良いところに目を向けていこうと思いました。
原案・編集部 脚本・物江窓香 作画・〆川ズン子