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<義姉、肉ジャガに激怒!>「ゼッタイに許さないから!」怒りの矛先は娘と夫にまで!?【後編まんが】

前回からの続き。私、アイカは夫のマサユキと娘のユズ(10歳)と3人で暮らしています。ある日、病を患うひとり暮らしの義父を訪問した私とユズ。義父のリクエストで肉じゃがや角煮、からあげなどを作り置きして冷蔵庫に入れてきました。しかし義姉のカズコさんから電話があり「こんなもの食べさせないで!」とすごい剣幕で怒られます。ただ義父とマサユキからは気にしなくていいと言われ、私はその後もずっと義父の希望する食事作りを続けました。それからしばらくし、義父は亡くなりました。
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義父の葬儀では、喪主(マサユキ)の妻として忙しく動きまわっているうちに慌ただしく終わりました。義姉は親戚に支えられ、ずっと泣いていました。全てが終わった会食の場で、皆さんにお礼を言ってまわったりお茶を入れたりしていると……。

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義姉の発言に、一瞬その場が凍りつきました。マサユキがすぐさま抗議します。ユズも涙を浮かべて言い返しました。
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「うるさい! あんたたちのこと、私は絶対に許さないから!」義姉の怒りの矛先は私だけでなく、マサユキとユズにまで向いていました。するとマサユキが深く息を吐いた後、静かに胸ポケットから白い紙を取り出します。

「これ、父さんからの手紙。葬式の前に実家に寄ったんだ。そうしたら仏壇の前に置いてあった。いろいろ落ち着いてから、姉ちゃんに渡そうと思っていたんだけど……」マサユキは紙に書かれていた義父の最後の言葉を読み上げます。

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「人をうらやんだり、蹴落としたりするんじゃないよ」義父の思いを聞いた義姉は、ポロポロと涙をこぼして泣き出しました。「ごめんなさい……。私はずっと幸せそうなマサユキがうらやましかった。お父さんに気に入られているアイカさんのことも妬ましく思っていた……」

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親戚の集まっている場であんなことを言われたので、正直なところ今は義姉のことを心から許す気にはなれません。でも義父の手紙のおかげで義姉の正直な気持ちを聞くことができました。

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私だったら残りわずかな人生は好きなことをしたいし、好きな人と好きなものを食べて、好きなところへ行きたいです。だからこそ余命宣告を受けた義父から「これが食べたい!」と言われれば喜んで作ったのです。でもそれは義姉にとっては許しがたいことだったのかもしれません。義姉はそれに加え、私に対する嫉妬心があったことを認めました。私だけでなく、ユズの気持ちまで傷つけた義姉のことをこの先もずっと好きにはなれないと思います。ただ義父が残した言葉のとおり、今後の姉と弟での話し合いは揉めることなく穏やかにできるのではないかと思っています。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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