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小林麻央さん死去、夫の市川海老蔵さんが会見で語った「最後の言葉」

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市川海老蔵さんが記者会見を行い、妻である小林麻央さんが6月22日に天国に旅立ったことを報告しました。
目を腫らしながら、時には涙を流しながら、海老蔵さんは最愛の妻の旅立ちの瞬間を語りました。

「不思議なんですけど、「愛してる」と言って、彼女がその一言を言って、本当にそれでそのまま旅立ちました。何と言うんでしょうか……、こんなに愛されていたのはよくわかっていたんですけど、最後の最後まで愛してくれていたことに……なんとも言えませんね」

麻央さんが乳がんの闘病中であることがわかったのは、ちょうど1年前の6月のことでした。
幼い2人のお子さんがいる麻央さんが、乳がんという病と戦っているというニュースは、同じように「母」である立場の人たちに大きな衝撃を与えました。

闘病中であることが報道された後、麻央さんはオフィシャルブログ「KOKORO.」を開設。その中で、隠すことなく、ご自身が置かれている状況、それに立ち向かう気持ち、時には弱音を吐きながら、同じ病で戦う方、麻央さんを応援する方たちに向けて発信を続けました。
そのブログに綴られた多くの言葉が、たくさんの方の力となり、勇気となり、そしてまた、発信することで麻央さんのパワーにもなっていたように感じます。

本日、麻央さんの訃報を知り涙が止まりませんでした。
同じような歳の子を持つ母として、この病に打ち勝ってほしいと応援してきたいちファンとして、言葉にできない悲しみを感じました。

多くの人がそうであるように、遺されたご家族のことを思うと悲しみは深くなります。

しかし、生前に麻央さんがBBCニュースへ寄稿した記事の中に以下の言葉を綴っています。

「例えば、私が今死んだら、人はどう思うでしょうか。

「まだ34歳の若さで、可哀想に」
「小さな子供を残して、可哀想に」
でしょうか?
私は、そんなふうには思われたくありません。
なぜなら、病気になったことが
私の人生を代表する出来事ではないからです。
私の人生は、夢を叶え、時に苦しみもがき、
愛する人に出会い、
2人の宝物を授かり、家族に愛され、
愛した、色どり豊な人生だからです。
だから、
あたえられた時間を、病気の色だけに
支配されることは、やめました。
なりたい自分になる。人生をより色どり豊かなものにするために。
だって、人生は一度きりだから」
引用:BBC NEWS JAPAN

麻央さんのこの言葉には、彼女が大切にしているものへの想いがつまっています。

きっと、2人のお子さんは麻央さんの気持ちをしっかりと受け止めて、これからも心の中に強く美しいお母さんを抱きながら成長していくことでしょう。

「愛してる」という言葉を最期に受け止めた海老蔵さんが、どんなことからも守りぬいてくれるはずです。

34歳。まだまだこれから……という気持ちを持たずにはいられませんが、麻央さんの34年の人生にはかけがえのない宝物が詰まっていたんだということが、麻央さんの遺した言葉から溢れています。

この訃報を知り、悲しい気持ちでいっぱいです。
でも、「可哀想に」という気持ちを感じることはありません。
一度きりの人生を、愛するご主人、2人のお子さん、ご家族と目一杯、精一杯生きた小林麻央さん、ほんとうにお疲れさまでした。

文・鈴木じゅん子