<フレンドリーで図々しい?>理解してくれない!「正直な感想を言っただけ」夫の反論【第6話まんが】
前回からの続き。最近の話です。私は妊娠6ヶ月のユイナです。夫のマナブと結婚して初めて私の実家へ帰省しましたが、マナブの図々しい言動の数々で両親を悲しませてしまいました。今までは夫のマナブは誰に対しても自分の気持ちを伝えることができるフレンドリーな人だと思っていたのですが、それは大きな間違いだったようです。友人のトモコとミオに相談したことで、私はマナブとの向き合い方を学んだのでした。
「え……俺、何か変なこと言っていた?」マナブは驚いた様子でそう言いました。
「だから、そういう図々しいことを言うのは……」「……別に俺からお刺身買ってきてくださいって言ったわけじゃないよね?」
「刺身を買ってきたくないなら買わなきゃいいんだよ。ラーメンが作りたくないならそう言えばいいし……。嫌なら自分で断ればいいだけでしょ? 断られたからって、別に俺、嫌な態度とったりしないよ?」マナブの主張は続きます。
「全部自分から動いておいて、俺に自分の気持ちを言うなっていうのは違うと思うなー。俺が「刺身が食べたいので、もっと買ってきてもらえませんか?」って言っていたならあらためるけどさ~」
私はそのとき思いました。(あぁ……この人は、そういう価値観で生きている人なんだ。言われた相手がどう思うかを考えるよりも、自分の言いたいことが言えればそれでOKなんだ。そんな人に、いま何を言っても響かないだろうな……)
「相手の要望に寄り添うだけが夫婦じゃないよ? まずはユイナが強くならないと!」ミオの言葉が頭をよぎりました。「分かった……」
「自分の言いたいコトを言っていればいい世界は、相手の気遣いの上でしか成り立たないってこと、分かってもらわないとね」
友人たちの言葉を受け、私は正面からマナブと向き合いました。しかしマナブにはいまいち響いていないようです。人の価値観と向き合うのはなかなか大変ですね……。それならば客観的に「自分のしていること」を見てもらうのが、いちばん効果があるのかもしれません。自覚さえもってくれれば、あとは自分で考えられることでしょう。友人の言葉のとおり、私は強く一歩を踏み出したのでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子