【前編】中学3年生の息子が友人に何度も怪我をさせられる!被害届を出したら学校を休むようになったけれど……なんとその理由は!?
わが子を守りたい気持ちはみんな一緒。しかし、そのなかにはあまりにも子どもを守ろうとするあまり、“常識的に考えるとおかしい”行動をとる親もいるようです。今回ママスタコミュニティにはこのような相談が寄せられました。
『先週、中学3年生の息子が学校で怪我をしました。怪我の原因はクラスメイト(A)の暴力です。相手の子は小学校からずっと一緒で、小学3年生から6年の間だけでも物を壊されたことは数知れず、縫うような怪我が2回もありました。どちらも一方的にされたものでケンカ等ではありません。
そのAが先日、息子を押し倒した挙句に足を3回踏みつけたそうで、息子が怪我をしました。怪我は全治2週間程度で骨折などはしていませんが、あまりにも同じような事が続くことや、反省の色が見られないことから、わが家に先生と謝罪に来たときにAとAの親御さんにはかなりキツく叱り、今回の件では被害届を出すことも視野に入れているとも伝えました。
ただ、そのときも反省しているようには見えず、その子は捨て台詞を吐いて帰って行きました。その子が今週に入って2日間学校を休んでいるそうです。原因は今回の件を気にしているからだと聞いています。不登校を理由に逆にこちらを訴えたり出来るのでしょうか? 相手の両親もかなり非常識な人達なので心配です』
相談者さんは、加害者である子どもの同級生(A)が事件後に学校を休んでいることが気になっているのだそう。普通に考えれば「子どもが反省するまで親が学校に行かせないようにしている」と考えることもできますが、今回のケースはそういった状況でもないようです。
『相手の親が動くわけがないとおっしゃる方もいるかもしれませんが、本当に変わった親で、謝りに来たときに私に叱られたことを理由にイチャモンつけてきてもおかしくない人たちなんです。わが子のことを全て正当化する人なので』
子どもにきちんとしたしつけをすると思えないAの親を目の当たりにして、「学校を休む」ということ自体が不穏な動きのように思えてしまう相談者さん。
相手が訴えたとしても、こちらが優位なのでは?
この相談を読んだママスタコミュニティの読者からはこのような声が集まりました。
『訴えてきたら戦うだけだよ……こちらは何にも悪い事してないんだからね。出るとこ出てはっきりさせましょうか? って言い返す』
『万が一訴えられたら訴え返せばいいんじゃない? 100%あなた側の勝ちよ』
『訴えてきたら応じてやればいい。相談者さんが勝つ。怪我の記録もあるし、先生方も証人でしょ。堂々として』
もしもA側が、相談者さんが懸念しているとおり、非のない相談者さん側を訴えようとしていたとしても心配する必要はないはず。相談者さんのお子さんは怪我をしているので病院での記録もありますし、きっと目撃者もいることでしょう。裁判となっても堂々と言い分を主張すればいいいのではないでしょうか。
不安なのであれば事前に弁護士さんに相談してみよう
ただ、「もしも訴えられたらどうなるのか」、あるいは「裁判とはどういうものなのか」など、不安に思う気持ちは拭いきれないところもありますよね。なにかしら気になるところがあるのであれば、こちらから弁護士さんに相談するという手段もあります。
『心配ならば、過去の経緯を時系列でまとめて、最小の価格で相談できる弁護士相談行ってみたら? 情報をまとめていくと驚くほど視界が開けたりするよ。昔は30分5000円程度だったな』
『こういう問題って言ったもん勝ちな部分があるから先に相談者さんが動いている分有利になると思う。軽く弁護士を探して無料相談でもしておけば? 事が起こってから探すのも大変だしさ』
弁護士さんによっては、初回の相談が無料だったり、比較的安く相談に乗ってくれるところもあるようです。万が一に備えて、不安な気持ちを解消するためにも、一度弁護士さんに相談をしてみてはいかがでしょうか。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・Ponko
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