2021/01/09

【後編】義姉がベビー用品のお下がりを懇願。友人に譲ったものを「返してもらえ」とまで……

※2021年1月時点の情報です。

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旦那さんとの共通の友人にベビー用品を譲ったママ。その後、出産予定日が友人と近い義姉からお下がりのお願いがありました。すでにベビー用品が手元にないのに義姉から「返してもらって」と言われている状況なのだそう。ママに直接催促の連絡がきてしまうので、どうしたものかと悩んだ挙句……

お祝いとして新品のベビー用品をあげようか？

『夫と話をしました。わが家の子どもたちが産まれたときに、義両親や義姉からお祝いをいただき、それは大事にとっておいてあります。そのお金を使ってチャイルドシートやベビーカー、抱っこ紐などを購入して、お祝いと一緒に渡そうかと』

以前いただいたお祝い金を使って義姉が欲しがっているベビー用品を買うことも検討しています。でも義姉のために、そこまでする必要があるのでしょうか。

『一度ママさん一家が揃えてしまうと、何か欲しいときに図に乗ってアレもコレもと図々しく要求してくるよ？』

『お祝いを送るのは当然だとして、日用品に関しては贈らないほうがいい。癖になるよ。言えば、折れて対応してくれると思われるよ』

今回ママたちが義姉のためにベビー用品を買ってしまうと、義姉が「ちょっと言えば買ってもらえる」と、勘違いをしてしまうかもしれません。。今後のことを考えれば、ママたちは出産祝いとして義姉からもらった金額と同じ額のお金を渡すだけでいいのではないでしょうか。

きちんと断った方がいい

『夫の友人でもあるんだから「そんなことをしたら夫の顔が潰れます」と言う。「お義母さんは息子の面目は考えてくれないんですか」と態度に出す』

『夫の顔を立ててあげたいのでと、きっちりお断りで』

ベビー用品をあげた相手は、旦那さんの友人でもあります。もし「返して」と言ったら、旦那さんの面目も丸潰れになってしまいますよね。そのような理由ならば、義姉も義母もあまり強く言えなくなりそうです。旦那さんの立場を理由にして、義姉にははっきりと断ってしまいましょう。

ママが義姉にアドバイスできることは？

レンタルができるサービスを教える

『今の時代レンタルが便利ですよと教える』

どうしてもベビー用品を新品で買いたくないならば、レンタルのサービスがあることを教えてあげてはどうでしょうか。民間のサービスだけでなく、自治体でもレンタルサービスを行っている場合もあります。基本的にはその自治体に住んでいる人が対象になる可能性が高いですが、チャイルドシートやベビーベッド、ベビーバス、ベビーカーなどが借りられます。ただいつでも在庫があるとは限らないので、自治体や民間の会社に確認をする必要があります。

参考：大分県豊後高田市「子育て用品のレンタル」

中古品を買える場所を教える

『「リサイクルショップにベビー用品がたくさん置いていますよ～」と言って教える』

リサイクルショップなどでは新品よりも安価で中古のベビー用品が売っている場合もあります。

自治体の助成が受けられるかも

自治体によってはその自治体に住んでいる人が対象で育児用品の費用を助成してくれる場合もあります。住んでいる自治体でこのような事業があるのかを確認して活用していくこともできそうです。

参考：神奈川県綾瀬市「子育て用品購入費助成事業」

今後の義姉との関係性に角を立てないために、きちんと断りを

お下がりを催促する義姉に対しては旦那さんの立場を考えてもらうようにして、きちんと断ることが一番良いのではないでしょうか。新品のベビー用品をお祝いとして贈るのも、今後のことを考えるとやめた方が良さそうですね。

実家でたまに使いたいからという理由で、友人に譲ったベビー用品を取り返すように催促する義姉を自己中心的だと感じるママが多くいました。義姉との今後の付き合いを考えた場合、一度折れてしまうと他のタイミングでも無理を押し通す可能性もあるので、やはりママたち夫婦が強い態度で接してくといいのではないでしょうか。ただ断るだけなくレンタルサービスや自治体の助成について調べて伝えてあげると、今後の関係性に角が立ちにくいかもしれませんね。

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文・こもも　編集・横内みか　イラスト・マメ美