新一年生、黄色の傘を使わせたいけどダサい?傘を選ぶときのポイントは?
小学校に入学すると、子どもたちだけで学校に歩いて通うことになります。晴れた日は心配も少ないでしょうが、雨が降った日に気をつけたいのが傘のこと。暗い雨の日でも目立つように黄色い傘を使わせたいと思う反面、他の子どもたちから「ダサい」と言われないか心配という声もあります。
『黄色が一番いいかと思ったんだけど、お友達からダサいって言われちゃうかな? 今どきは真っ黄色の傘をさしてる子は少ない?』
子どもは何色の傘を使っている?
ママたちが子どもの頃は、雨の日でも目立つようにと黄色い傘をすすめられた人もいたのではないでしょうか。しかし今はいろんな色や柄の傘が販売されていることもあり、黄色以外の傘を使うことも多いようです。
『うちは女の子だからちょっと派手目の花柄の傘』
『うちはピンクのかわいい傘を買ったのに、「黄色の傘をさして行くよ。危ないから」だって。普段から車に乗ってるときに子どもが「黒っぽい服や傘は目立たないからひかれちゃうよー。黄色は一番目立つね!」と言ってるよ。ちなみにダサいとかは言われないみたい。あまり興味がないらしい』
『明るい時間に帰るし、色は気にしたことないな。たしか紺色にした気がする。ただ、前は見えるように一部分だけ透明になってるのにした』
『うちの近所は黄色の傘の子いるよ。私は車も運転するけど黄色はとても見つけやすいので黄色が安全だと思います』
壊れる、忘れる、武器にする
ママたちのコメントの中で目立ったのが「傘はすぐに壊れる」という発言。これ、男の子を持つママからしたら「あるある」ではないでしょうか。ついでに言うと、忘れる、武器にする(→結果、壊れる)ということもあるのでご注意ください。
『最初は黄色。半年で壊してきたから今は青色』
『指定はないけど一年生は子ども会の歓迎会で黄色の傘を配られたから、それ使ったよ。すぐに壊したからまた黄色を買った』
『うちは男の子だから黒や紺の安い傘。すぐ壊すからこだわりはない』
傘を選ぶときのポイントは?
傘を選ぶ際には、色のほかにサイズや傘の先の形状、ワンタッチで開くかどうかなど「使いやすさ」や「安全性」も見ておくといいでしょう。ここで傘を選ぶときのポイントについてお知らせします。
傘のサイズは50~53㎝
市販されている傘のサイズを見ると、身長105~130㎝くらいの小学校一年生なら、傘のサイズは50~53㎝くらいのものがいいでしょう。ランドセルを背負ったまま傘をさしてみて、濡れないかどうかを確認しておきましょう。
透明窓付き
子ども用の傘には、一部が透明ビニールになっているものがあります。ビニール窓がついているものを選んだ方が子どもの見える範囲が広くなり、より安全性は高くなります。
傘の先が丸い、手動で開くもの
傘の先がとがっていると、大変危険です。プラスチックなどで加工して丸くしてあるものを選ぶことで、万が一友達にぶつけてしまったときにも、被害を最小限にできる可能性があります。もう一点気をつけたいのが、開閉時。ボタンを押すとワンタッチで開くジャンプ傘は、便利な反面、まわりにいる友達にぶつけてしまうかもしれません。まだ傘の使い方に慣れていない子どもには手動の傘を持たせ、周りに配慮しながらゆっくり開くように伝えましょう。
子どもの頃、黄色い傘を使うのが当たり前だったママたちからしたら「黄色の傘=ダサい」という印象があるのかもしれません。しかし今の子どもたちは、学校から指定がない限りは自由に傘を選ぶことができます。注意したいのが、子どもは傘をなくしたり壊したりすることも多いということです。小学校低学年のうちは念のため予備の傘を用意しておくことをおすすめします。
文・長瀬由利子 編集・井伊テレ子
関連記事
※雨季の必需品の傘、こんな使い方をしている子はいませんか?【朝ごふんコラム】- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 新一年生の傘