<毒親?>高校中退した息子に「月2万いれて」、実母に「娘やめたい」…支え合うべきか悩む!
家族だからこそ助け合いたいと思う一方で、自分の生活を犠牲にしてまで家族を支えるべきなのか、悩むこともあります。親子やきょうだいであっても、それぞれの事情や価値観は違うものではないでしょうか。
エピソード1:<月2万を家に入れて>「私は毒親?」高校中退した息子が逆上
シングルマザーのミナミ(仮名)さんは、17歳の息子・ユウスケ(仮名)さんとふたり暮らし。離婚後は元夫の支援も、「毒親」だった実家からの援助もないまま、働きながら息子を育ててきました。

そんなある日、ユウスケさんが高校を中退。しばらく引きこもるようになりました。その後、ミナミさんのすすめで、ユウスケさんは週3日のアルバイトをはじめます。ミナミさんは外に出られるようになったことを喜びつつ、スマホ代や食費として月2万円を家に入れてもらうことにしました。

しかし、ユウスケさんは家にお金を入れることに納得していない様子。友人の家庭と自分の生活を比べ、自分だけが苦労していると感じているようです。ミナミさんは、息子のためにしてきたことは間違っていたのかと悩みます。「毒親」に苦しめられた自分が、今度は、その「毒親」になってしまったのかと感じてしまったのです。
<月2万、普通ではない?>「友だちできない」高校中退した息子⇒引きこもりに…!?【第1話まんが】
エピソード2:<娘をやめていいですか?>大人になっても変わらない実母の毒舌
アイ(仮名)さんの母サチコ(仮名)さんは、しっかり者で何事にもはっきり意見を言うタイプ。一方、アイさんはのんびりした性格で、サチコさんとは正反対です。

父親が定年退職して家にいる時間が増えると、サチコさんは頻繁に娘であるアイさんの家を訪れるようになります。しかし、楽しく会話をするだけではありません。アイさんがあげたお菓子について「美味しくなかった。お金をドブに捨てたようなもの」など、何かとイヤミや小言を口にするのです。

大人になった今でも、サチコさんから子どもの頃と同じように扱われるアイさん。注意すればサチコさんの機嫌を損ねてしまうため、言いたいことを言えずにいます。アイさんは悩み続けた結果、実父に相談の電話をかける決断をしたのでした。
【娘やめてもいいですか?】のんびり屋な私としっかり者の母。性格真逆な親子<第1話>#4コマ母道場
エピソード3:<無職弟が居候>「都会で勝負したい!」姉だから支えるべき?
夫と息子と暮らすサヤカ(仮名)さんのもとに、弟のユウタ(仮名)さんから突然連絡が入ります。「都会で勝負したいから、しばらく姉ちゃんの家で住まわせてほしい」というのです。

家族3人の生活があるサヤカさんは簡単には受け入れられませんでした。しかしユウタさんが母親に告げ口をした結果、母親からも「お姉ちゃんなのだから助けて」と責められてしまいます。

夫のケンジ(仮名)さんは弟を受け入れることに賛成。サヤカさんは反対しきれないまま、ユウタさんの居候がはじまります。ところが、ユウタさんは靴下は脱ぎっぱなし、食事には文句を言う、深夜にリビングで大音量でゲームをやるなどやりたい放題。仕事や家事、育児に加えて弟の世話まで重なり、サヤカさんの負担は増えていきます。家族を助けたい気持ちと、自分の家庭を守りたい気持ちの間で、サヤカさんは追い詰められるのでした。
<無職弟、支えるべき?>「都会で勝負したい!」弟のお願いを断ったら母に叱られ…?【第1話まんが】
家族だからこそ、どこまで支える?
家族から頼られると、簡単には断れないものです。しかし、親子やきょうだいだからといって、いつでも相手の希望を優先できるとは限りません。大切なのは、相手を助けることだけではなく、自分自身の生活や気持ちも大切にすること。家族だからこそ、ムリをしすぎない距離感について考える必要があるのかもしれません。
文・岡さきの 編集・あいぼん
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