<オシャレNGは毒親?>ボサボサ頭に目ヤニまで!学校で孤立してる理由は見た目かも【第2話まんが】
前回からの続き。私(キョウコ)は、夫と2人の子どもとの4人暮らしです。私の実家は、自宅から車で2時間ほどの距離。子どもが幼い頃は頻繁に帰っていましたが、最近は子どもを連れてだと年末年始くらいにしか行きません。姪っ子のヒカリちゃん(私の兄の娘)と私の娘サラの仲が良く、昔は一緒に遊んだものです。義姉であるシオリさんとも、だいぶ会っていないな……そんな風に思っていたある日、偶然、兄一家と実家で会うことができたのです。しかし久しぶりに会うヒカリちゃんは、以前の”笑顔がカワイイ活発なヒカリちゃん”ではありませんでした。一言で言ってしまえば「不潔」になっていたのです。
2~3年ぶりに見るヒカリちゃんは、髪の毛はボサボサで適当に束ねている状態。口髭も濃く、目やにがついていたり、腕の毛や指の毛もそのまま。ヨレヨレ&ダラダラの洋服を着ていました。サラもヒカリちゃんの風貌を見て、若干戸惑っていたようでしたが、2人は別の部屋に行ったのでした。両親に呼ばれて兄も席を立ち……シオリさんは私と2人きりになると、コソコソと話しかけてきました。
「実は……うちの子、学校で孤立しているみたいなの」
「無視されているとか、いじめられているってわけじゃないんだけどね。なんて言うか……友達ができないっていうか、避けられているっていうか……」
シオリさんの話では、ヒカリちゃんは小学校の高学年に上がったくらいからまわりに避けられるようになったそうなのです。
私は思いました。(それは……見た目の問題では……?)と。
伝えようかどうしようか考えましたが、シオリさんが悩んでいると言うので、思い切って伝えてみることにしました。
久しぶりに見るヒカリちゃんの姿に、サラも一瞬驚いていました。
オシャレをする、しないの問題ではなくて、そもそも清潔感がまったくなく、鏡すらも見ていないのではないかと思うくらいの外見をしていたのです。
それでも当人たちが気にしておらず支障がないならいいのですが、どうやらヒカリちゃんは学校で友達から避けられているのだとか。
その根本的要因は分かりませんが、少なくとも外見をもう少し手入れしてあげるだけで違った世界が見えるのではないか……そう思い、出過ぎた真似だとは思いつつもアドバイスをしてみました。
しかしシオリさんは「それは関係ない」と言い切るのでした。
【第3話】へ続く。(明日配信予定)
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・石井弥沙