<え、離婚のフリ…?>離婚から10年、猛省した元夫!3人で築いてきた親子のカタチ【第2話まんが】
前回からの続き。私(モモコ)は息子のタケルが2才のときに元夫のユウジと離婚しました。私が育児と仕事の両立で疲弊するなかユウジの浮気が発覚して、これ以上婚姻関係を継続するのは難しいと思ったのです。親権は私が持ちましたが、タケルを可愛がっていたユウジはその後も月イチの面会を欠かさず、養育費もきちんと毎月支払い続けていました。私たちは夫婦関係を解消してもタケルの「両親」として協力しあってきたのです。そして離婚から10年が経ち……。

高学年になり野球チームに入ったタケル。それを聞いて一番喜んだのはユウジでした。それ以降タケルとユウジの交流する機会はぐんと増えました。タケルは野球の話ができるのが楽しいようで、自分からすすんでユウジと連絡を取りあっています。
ユウジはタケルの野球チームに父親として積極的に関わり、毎週水曜と週末にはコーチとして参加するようになりました。練習試合に向かうため、家の前でユウジの車に乗り込むタケル。その姿を見送りながら、私はふと考えます。
自分の浮気が原因で離婚になってしまったという負い目があるのか、今のユウジはタケルと真摯に向き合ってくれているように感じます。おそらくユウジは、あのとき浮気してしまったことをとても後悔しているのでしょう。だったら浮気なんかしなければよかったのに……というのが私の本音ですが、いまさらどうにもなりません。
今のユウジは離れて暮らしている分、懸命にタケルに関わってくれています。「夫婦」ではなくなったけれど、タケルの「両親」であることを大切にして暮らしている今の生活が、私たちには合っているのだろうと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子
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