2024/09/04

＜筋も通せないヒト＞義父がわが家で暮らす！？勝手に決めた旦那にNGを出したら薄情者と言われ……？

756_旦那_松本うち
義両親のどちらかが長期の入院となれば、もうひとりのお世話をお願いされることもあるかもしれません。でも旦那さんが勝手に決めてしまったら、ママにとっては寝耳に水。しかもママスタコミュニティのあるママの場合は、筋を通してほしいと思うことがあるようです。

『現在、私の親名義の家に旦那と私と子ども2人で住んでいます。義実家は別のところにありますが、義母が長期で入院することになり、義父がその間わが家にきたいと言ってきました。旦那は「そういうことだからよろしく」とだけ言って、私の意見を何も聞きません。「この家は私の親の名義だと知っているのか、義父は健康なのになぜこちらにくるのか？」と聞きましたが、「とりあえず決まったことだから」と言われました。
この家に短期間でも義父と一緒に住むならば、私の親に義父と旦那から一言お願いするのが筋。それができないならウィークリーマンションを借りて義父と旦那2人で住むことを提案したら、薄情者！　と怒鳴られました。私の言っていることは筋を通してくれということです。これは間違っていますか？』

義母が長期の入院をすることになったので、義父を家に呼ぶことにしたという旦那さん。投稿者さんへの相談は全くない状態で一方的な報告になっています。投稿者さんとしては住んでいる家は実両親の名義なので、きちんと挨拶をしてほしいと考えているようですね。旦那さんにとっては不愉快な提案のようですが、他のママたちはどう考えるでしょうか。

旦那さんや義父が筋を通すのは当然

『家や土地はタダじゃないんだよ？　息子の家は俺の家という感覚で転がり込まれたら嫌だよね。私たちの家ではないのでと言って、名義人である親御さんの了承を得るのが私も筋だと思う』

今住んでいる家は、投稿者さんの親の名義になっています。土地や家を購入したのも親で、もしかしたら税金も払ってもらっているのかもしれません。その家に期間限定とはいえ、いきなり義父が住むと言われてもすぐに了承できない投稿者さんの気持ちもわかります。やはり旦那さんと義父には、挨拶をしてもらうのが筋との意見もありました。

『私も嫌だ。そのまま住みつかれる可能性もあるし、絶対に嫌だ』

今回の同居を許すとそのまま同居が続いてしまうかもしれません。それは義母が退院したとしてもです。いずれは義母も一緒に住むという話になりかねないと懸念しているママもいました。

義父を家に呼ばないためにできることは？

『義父が元気なら1人で生活ができるだろうし、旦那が様子見や世話をしに行けばいい。自分の親の世話を自分でできない旦那の方が薄情者だと思うけれどね』

義父は元気に生活ができているようですから、そのまま自宅で暮らしてもらう選択肢もあるでしょう。もし心配ならば、旦那さんが様子を見に行って食事などのお世話をすることもできますね。旦那さんは同居を拒む投稿者さんに薄情者と言っていますが、自分の親のお世話をしようとしない旦那さんの方が薄情と考えることもできそうです。

『名義のことは言わずに「お義父さんのお世話をしている余裕がないので、ご実家で家政婦さんやヘルパーさんを手配してください」で一蹴する』

投稿者さんにも家事や子育てがあり、もしかしたら仕事もしているかもしれません。そうなると義父のお世話まで手が回らない状況でしょう。それに義父も住み慣れない家よりも、これまでずっと暮らしてきた家の方が落ち着くのではないでしょうか。不安があるならば、家事代行サービスなどの活用を提案するのもよさそうです。

勝手に決める旦那さんが問題

『誰の名義の家であろうと勝手に決めるのはダメだわ』

『名義どうこうではなく、同じ家に住んでいる投稿者さんや子どもに何の相談もなく決めてしまうことが、共同で生活を営んでいる家族として間違っている』

『しばらく泊まるだけじゃなく、義父の食事から下着の洗濯まで全部投稿者さんにやらせようという魂胆だよね。頼みもせず、なし崩し的にやらせようとするのがずるいね』

旦那さんは父親のことが心配で家に呼ぼうと考えたのでしょうが、今回の問題点は、旦那さんが投稿者さんに相談することなく勝手に決めてしまったことですよね。さらに「そういうことだからよろしく」という言葉からも、旦那さんは義父の食事や洗濯物などの家事も投稿者さんに頼もうと考えていることがうかがえます。そうした身勝手な旦那さんだからこそ、投稿者さんもカチンときてしまったのでしょう。しかし大切なのは事前に相談して話し合って決めていくことでは？　義父を家に呼ぶ呼ばない以前にそのことを旦那さんに理解してもらいたいですね。そうすることで今後同じようなことが起きるのを防ぐことができ、2人が納得できる結論を出せるのではないでしょうか。

文・こもも　編集・有村実歩　イラスト・松本うち