<外野がうるさい>小1の帰宅時は自宅前で待っていないと育児放棄なの?私も仕事から帰っているのに
子どもが小学校に上がったばかりのママたちは、幼稚園や保育園との違いに大いに戸惑うのではないでしょうか。毎日の登下校もその一つです。園バスがあったり親が自転車や車で送迎をしたりしていた園時代とは大きく異なりますよね。小学生になると自分たちで小学校まで歩いて行き、帰りも自分たちで歩いて帰宅します。そんななかママスタコミュニティには小学校1年生の娘さんがいる投稿者さんからこのような投稿がありました。
『大体午後3時頃に帰宅するのですが、近所のお母さんたちはご自身の自宅前で待っています。私はちょうど仕事から帰る時間なのでお迎えはしませんし、仕事が休みのときでも家で待ってます。ただし帰宅が遅ければ迎えに行きます。GPSを持たせてるので、ある程度の場所は把握できますし、1人じゃないので大丈夫かなと思っているのですが、これって放置になるんでしょうかね』
娘さんが下校するときに、家の外まで出て帰宅を待つかどうかが気になる投稿者さん。実際にアンケートを取ったところ「待つ」が15票、「待たない」が25票となりました。近所のママたちが自宅前で待っている様子と比べてしまい「私がやっていることは放置なの?」と不安になっている投稿者さんに、他のママたちからはどのようなコメントが寄せられたのでしょうか。
なるべく自宅前で待つよ!でも仕事で待てないのは放置ではないと思う
自宅前でわが子が小学校から帰ってくるのを待つか否か。これは子どもの学年やママが仕事をしているか、家にきょうだいやパパ、祖父母などの他の家族がいるか、学校と家の距離などさまざまな要因が絡んでくるものでしょう。
『毎回ではないけど、なんとなく玄関前の掃き掃除したり。学校からも小学生の下校時間に「時間があるときは見守りをお願いします」ってお知らせがあった気がする』
『1年生の頃は、そろそろ近くまで帰って来てそうかなって時間に下校ルートを遡って迎えに行って合流してた。下の子の散歩ついでに』
『入学して1ヶ月くらいは途中まで行って待ってたけど、その後はなかったな』
まずは「待つ」と答えたママたちからの意見を見てみると「毎日ではないけど、できるだけ待つ」、「何かの用事のついでに待つ」といったコメントがありました。仕事をしている投稿者さんは仕方ないものの、時間の余裕があれば自宅前で待つことは物理的にはもちろん可能ですよね。子どもを見守るだけでなく、そのように親の目が光っていることが周知されていれば、よからぬ事件の未然防止にも力を発揮します。また「入学してしばらくは毎日待つ」という人も。やはり入学してすぐだと子どもはもちろんのこと、親としても無事に帰宅できるのか不安な面が強いですよね。子どもが慣れてきてもう自宅前で待たなくても問題ないと判断できるまでは待つという人もいました。
『変質者が出没したと連絡来てからは家の近くの子どもが1人になる場所で待ってる。何かあってからじゃ後悔してもしきれないと思って。だからと言って待たないからって放置してるとは思わないよ。忙しい人もいるのはわかってるから』
一方で変質者の目撃情報や近隣で何か事件や事故が起きたとなったら話は別かもしれません。集団下校は複数人のお友達と帰宅しますが、家の場所によっては1人になってしまうことも。そのため実際に変質者に関する連絡が来てからは、わが子が1人になる場所まで迎えに行っているという人がいました。しかしこうしたママも「自宅前で待たないからといって子どもを放置しているとは思わないよ」と投稿者さんに寄り添ったコメントを寄せています。
子どもの希望を聞いてあげるのも大事かも
『うちの近所も1年生帰りが遅いけど誰も待ってないな。もし子どもから言われたら待てるときに待てばいいかと』
『放置ではないような? 1年生ならできる範囲で子どもの希望に沿って決めるようにしてる』
また「子どもの希望があれば寄り添えばいい」と子ども主体で待つか待たないかを決めることをアドバイスしている人もいました。お子さんによっては「下校が不安だから途中まで迎えに来てほしい」と言う子もいれば、「お友達がいて恥ずかしいから自宅前で待たないでほしい」と言う子もいるでしょう。お子さんの希望や下校途中の安全性などを親子で確認し合ってから、自宅前で待つか待たないかを選択するというのも一つの選択肢ですよね。
『必ず待つにしちゃうとどうしても待てなかったとき「何で?」と悲しい顔されちゃうから基本は待たない。たまに待つくらいがいいかなと思ってる。こちらを見つけて笑顔で駆け寄ってくれるのが可愛いんだよね』
『自分がそろばんの帰りが暗くなったとき、家のちょっと先の道路でばあちゃんが待っててくれたのは嬉しかったな』
しかしお子さんの下校時に自宅前で待つことを絶対的な約束事にしてしまうと、それはそれで別の問題が起きるかもしれません。用事があったり時間に間に合わなかったりして自宅前で待てないときも出てくることも。そうなるとお子さんが不安になったり疑問に感じてママに不信感を覚えてしまったりすることもあるかもしれませんね。そのため親子で擦り合わせるにしても「毎日必ず待てるわけではないけど、できる限り待つからね」という約束をしておくのがいいのではないでしょうか。また自宅前で待たないことが前提だと、逆に待っていてくれていたときのお子さんの喜びが大きいという実体験も寄せられていました。
家によって事情は違うから他人の意見は気にしなくてOK。価値観は人それぞれ
『GPSがあっても安心できない、荷物が重いだろうという考えから私は途中の道で待つよ。 周りと違っても別にいいんじゃない? 価値観は人それぞれだよ』
『私は不安だから通学路の途中で待つけど、投稿者さんは放置ではないと思うよ。私の場合は過保護と言われるかもしれないけど、外野の言うことは無視しましょ』
『人それぞれだから。近所の人は4年生くらいまで学校まで迎えに行ってたよ』
『うちも1年生になったら待つかも。曲がり角くらいまで行くかも。めっちゃ可愛い女の子だから心配。親バカだけど何を言われても気にしないし自分のやりたいようにする。投稿者さんが待ってなくても放置じゃないと思うよ』
お子さんの下校時に自宅前で待っていないことを「放置でしょうか?」と気にしている投稿者さん。しかし掘り下げてみると仕事の時間があるため待ちたくても難しい事情があります。また帰りが遅いときには迎えに行き、安全のためにもGPSを持たせていることなども綴っています。できる限りお子さんのことを考えて行動していることからも決して放置ではないことがわかりますよね。ママたちからも「価値観は人それぞれだよ」、「過保護な人もいるし、そうじゃない人もいる。」、「他人に何を言われようと気にしなくてもいい」と投稿者さんの背中を押すコメントがありました。今回の投稿ではママたちが下校時に自宅前で待つ頻度や待ち方などそれぞれの考えがよくわかりました。投稿者さんとしてはまず親子で下校時の安全性やお子さんの気持ちなどを確認することからこの問題を考えてみると、不安も解消されるかもしれませんね。
文・AKI 編集・ここのえ イラスト・てる
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