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<中受はママ任せ!?>子どものためなのに!挫折知らない妻はノンキすぎ【第3話まんが:夫の気持ち】

前回からの続き。最近の話です。俺は妻(リカ)と3人の子ども(小2の息子タイチ、年中の娘ユキカ、生後5ヶ月の息子マサジ)と暮らしています。妻は現在育休中です。小2の長男にはよりよい環境で学んでほしいとの思いから、中学受験をさせたいと考えていました。
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子どもの教育にはなにより学校選びが大切。自身の経験からそう思っている俺は、長男に中学受験させたいと考えていました。そんなある日、電車で目にした塾の広告で、塾によっては小1から中学受験コースがあると知ったのです。
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「いくらなんでも小1から塾は早くないか?」と思いましたが、低学年から通わせている人たちの意見はどれも納得できるものでした。情報に踊らされてはいけないと思いつつも、出遅れてしまった感もあり少し焦ってきました。
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見つけた塾は、先生の質もよく人気だそう。直感で「ここに通わせたい!」と思って説明会に参加し、妻にも提案しましたが……。
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「送迎が大変だし、ほかの習い事もあるから」と乗り気ではない様子の妻。その予想外の態度に、俺は納得がいきません。もちろん妻の大変さは理解していますが、多少しんどくても長男の将来のためなら頑張れないものでしょうか? 妻は受験に対して「なんとかなる」と思っているようですが、見通しが甘い気がします。なぜなら妻の受験はすべてうまくいったからです。

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私と妻は同じ中学の出身です。しかし妻は地域のトップ高校、私は落ちて滑り止め高校へ。その悔しい気持ちをバネに、大学は第一希望になんとかすべりこみました。一方の妻は、高校でも成績上位をキープし、そのまま希望の大学に進学。おそらく挫折した経験もなく、私ほど切迫感がないのだと思います。
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親がもっと俺の受験に手をかけてくれていたら、もっとレベルの高い高校、大学という進路を歩めたかもしれない……。そう思うと、今でも悔しい気持ちがわいてきます。
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塾への送迎を渋る妻をなんとか説得しなければなりません。「高校受験が終わったと思ったらすぐさま大学受験の勉強があるのは、ハードだって前に話したよね? 中高一貫校に受かれば、高校受験がないぶん勉強以外のことにも打ち込む余裕ができるね、とも話したよね?」しかし妻は……。

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入塾に難色を示す妻。イラ立つあまり勝手に申し込んでやろうかとも思いましたが、妻の送迎がなければ通わせることができません。どうしたら合意してくれるのか頭を抱えます。
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学歴に対して妻に引け目を感じていないといえばウソになります。もしかしたら高校受験に失敗した自分自身のコンプレックスから焦っているのかもしれません。けれど子どもによりよい環境で勉強してもらいたい気持ちは同じはずです。小2の今でなければタイミングを逃してしまうかもしれません。なんとか妻を説き伏せたいと思います。

【第4話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・うーにゃ 編集・井伊テレ子

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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