<孫育てさせてあげる!>なぜ?イトコも母も思ってた反応じゃない!【第3話まんが:アユミの気持ち】
前回からの続き。私(アユミ、34歳)は、東京で夫(ツカサ)と年中の娘(ミサ)と一緒に暮らしています。大学進学を機に東京に出てきてそのまま就職し、結婚、出産しました。娘が生まれる前に東京でマンションを購入したので、そのまま東京暮らしが続くと思ったのですが、子育てをするうちにその気持ちが徐々に変化していきました。
私が地元にいたころは、両親と母方の祖父母と一緒に暮らしていました。両親はミサをすごくかわいがっています。実家に帰省するたびに、私は自分が育った環境の方が今の暮らしよりも子育てに適していると思い始めたのです。最近は「地元へ帰りたい」「親と同居したい」という思いが強くなっています。
トモカは従姉妹ですが、同じ高校に通った同級生でもあります。まるで姉妹のように育った仲。私は何かあるごとに、トモカに相談をしてきました。今回のこともトモカはきっと私の意見に賛成してくれる。私のことを応援してくれる。そう期待していたのですが、いざ話をしてみると、トモカはどうやら私の考えには賛同できないようです。でもきっとお母さんなら賛同してくれるはず……!
母からも私の思ったような反応は返ってきませんでした。
それどころか、私の話を聞いた母は曇った表情をしました。
喜んでくれると思ったのに、なんで……!? 孫のミサと住めること、娘の私がそばにいること、母にとっては喜ばしいことではないのでしょうか。しかし私の期待とは裏腹に、思った以上に母は私が地元に帰ってくることを良しとは思っていないようです。
夫のツカサにはまだこのことを話してないと伝えると、母は厳しい口調で「まずはツカサくんと話しなさい」と言い出しました。もちろん私だって夫婦での話し合いは必要だと思っています。でもまずは私が地元に帰りたいと思っている気持ちが大事ではないでしょうか。
従姉妹のトモカは実家近くに住んで子育てをしているので、地元で子育てする良さを知っているはずです。なので、私の「地元に帰って実親と同居して子育て案」をトモカに難色を示されたのは意外でした。でもトモカはいろいろと思慮深い子だし、何かしら思うところがあるのかもしれません。しかし母にまで難色を示されるとは思いませんでした。孫であるミサと住めるなんて、絶対に手放しで喜ぶと思っていたのです。私は2人の意外な反応が腑に落ちません。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・crono 編集・Natsu