カリスマモデルも育児で悩むことは同じ!刺激と感動を感じられる1冊!
かつて、雑誌SEVENTEEN(セブンティーン)やPINKY(ピンキー)でモデルとして活躍していた鈴木えみさん。
モデル以外にも女優としての活動も注目されていた彼女が、現在は1児の母となり、子育てを中心とした生活を過ごしています。
そんな彼女が、出産後に編集長を務めているデジタルファーストマガジンアプリ『s’eee vol.5 MAMA&BABY』
この度、自らの妊娠・出産をテーマにデジタルマガジンとして刊行された、Vol.5「s’eee MAMA&BABY」が、BOOK版として発売になりました。
同じ年の子どもを持つ母として、「同じママでも、どうしてこんなに違うんだぁ~」という気持ちになりながら、思わず手にとったこの1冊。
最初の数ページは、愛娘ちゃんとのフォトページが続きます。
「こんなにオシャレな母娘、素敵すぎる~!そして、出産後もこのスタイルを維持してるってすごいな~!」
とにかく、かわいすぎる鈴木えみさんに、ため息が出るばかり。
「ママになっても、かわいくい続ける!」という、日々の忙しさと疲れで蓋をしていた気持ちを刺激してくれます。
育児をしていると、ついつい自分のことは後回しにしてしまうけど、それって子育てを言い訳に女磨きを怠っているだけなんだ…と、自分を反省。
磨いたところで、鈴木えみさんのようにはなれないけど(当たり前)、子どもにとって「きれいな、かわいいママでいる」という気持ちのスイッチは時々刺激しなくては!と思うのです。
だからこそ、「刺激もらうぞー!」という気持ちで手にとったこの本。
そして、この本を読み進めていくうちに、かわいいママになる刺激!をもらえる以外に、子育てをするママとして共感できるたくさんのことが書かれていることに気づきました。
出産体験記
この本を見て、初めて知ったのですが、鈴木えみさんは帝王切開で出産されたそうです。
著者も同じく帝王切開での出産なので、このページの1文にウルッとしてしまいました。
「残った傷はママの勲章」
参照:s’eee MAMA&BABY
ママの心の問題
子育てをしている中で、悩みのないママなんていません。
かわいくて、モデルさんで、まわりから見ていると、ただただ羨ましい存在の鈴木えみさんだって、ママになって、子育てをしている中でたくさんの壁にぶつかり悩んでいるんだなぁということを知って、親近感が沸きます。
「スタイリッシュに子育てしているように見えてますか?私も世間のママたちと同じく、ボロボロです(笑)」
参照:s’eee MAMA&BABY
子どもを産んで育てると言う事は、産まれて初めて、自分以外の人間を中心に生きるということなんですよね。眠たい時に眠れない。トイレだって我慢しなきゃいけない時がある…。
そんな生活の中で、感じたことを飾らず自然な言葉で語っているところに、とても魅力を感じました。
この他にも、憧れの先輩ママ 佐田真由美さんとの対談や、断乳のハナシなど、育児を経験したママ、同じ月齢の子のママ、そして、これからママになる方が読むと役立つ話が満載です。
もちろん、おしゃれママになる美容法も載っています。
ただのカリスマモデルママのおしゃれ本ではなく、育児をするママ同士で共感できる部分が意外にも多く、そして感動を感じることができる、とても内容の濃い1冊でした。
文・編集部