いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

<20万が無駄に……!?>夫「楽器のカネ返せッ!」話し合いヒートアップ!【第5話まんが】

前回からの続き。
最近の話です。私は夫と中学3年生になる娘・ナオとの3人暮らしです。ナオは公立中学の吹奏楽部でクラリネットを頑張っています。娘の吹奏楽部は有名で、部活はなかなかハード。親として応援したいと思っていました。さらに「高校に入っても吹奏楽部で頑張りたいから、新しい楽器を買ってほしい」と懇願されて、私たちは春休みに20万円の楽器を娘に買い与えたのでした。しかしその矢先、ナオは部活を辞めたいと言いだします。夫も含め、もう一度ナオと話すことにしました。
01_01
暗い顔をしたままの娘に。夫が話し始めます。
01_02
01_03
「練習がきつくて何度辞めたいと思ったことか。でもな、今は続けていてよかったなと心から思う」「人生、生きてればつらいことなんてたくさんある」「もう少し頑張ってみたらどうだ?」……夫の言葉に、ナオはそっと首を横に振るだけです。

だんだん夫もヒートアップしてきます。
02_01
「なんで最後まで頑張れないんだ」「あの楽器がいくらするか知っているのか?」
02_02
「自分で自分が情けなくならないのか?」……少し言いすぎている気がします。
ナオは感情をこらえるような顔をしています。さすがに責めすぎに思い、私はいったん間に入ることにしました。
02_03
夫も、責めたいわけではないはずです。ただ「ここで辞めるのはもったいない」という思いがあふれてしまっています。その気持ちが娘に伝わればいいのですが……。
03_01
「ここで部活を辞めると、なぜこの先もずっとダメなの?」という娘に、夫は「人生とはそういうものだ。続けることに意味があるのだ」と返します。親の気持ちは伝わらなかったようです。「くっだらない……」そんな娘の反応に、夫は苛立ったようでした。

03_02
夫は「楽器の金を返せ!」とまで言ってしまいました。こうなっては、お互い冷静な話し合いなどできないでしょう。
もっと冷静に話し合うつもりが、ついついヒートアップしてしまいました。夫の気持ちも分からなくはないのです。頑張るというから買い与えた楽器。その直後に辞めると言われたら、誰だって一言いいたくもなるでしょう。でも私たちは見えている部分だけで判断するのではなく、もっとナオの心の中に踏み込んで考えていかなくてはいけないのかもしれません。

【第6話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

りますけの記事一覧ページ

関連記事

<20万が無駄に……!?>ツライ……でも親に心配かけたくない【第6話まんが:娘の気持ち】
【第1話】から読む。 前回からの続き。最近の話です。私は中学3年生のナオです。中学で吹奏楽部に入り、初心者だったけれど頑張って練習してきました。春休みには、両親にお願いして20万もする新品のクラリネ...
<20万が無駄に……!?>楽器の値段にビックリ!がんばる娘を応援する両親【第1話まんが】
最近の話です。私は夫と中学2年生になる娘・ナオとの3人暮らしです。ナオは公立中学で吹奏楽部に入ってクラリネットを頑張っています。ナオの学校の吹奏楽部は強豪と言われており、練習はなかなか厳しいようです。...
<不登校の中3娘>高校受験は?「私たちの未来は?進む道が見えない」答えのない日々【第1話まんが】
これは数年前の話です。私の名前はルミコ。40代半ばの専業主婦です。一人娘のユキナは中3。夫は転勤族で、現在単身赴任中です。 中2まではクラスメイトに恵まれていて、楽しそうに学校へ通ってい...