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<嫁いびり10年>義母にさんざんこき使われたあげく、自分の分だけ食事なし。ついにガマンの限界が!

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ママスタコミュニティに時おりアップされる、「お姑さんによる嫌がらせについて」の投稿。似たようなエピソードが散見することからも、世のなかにはまだまだ”嫁いびり”なるものが存在することがわかります。

ひたすら揚げ物をさせられ、ようやくテーブルにつこうとすると

今回見つけたのは、揚げ物にまつわる嫌がらせ。揚げ物は準備も後始末も面倒で、やりたがらない人も多そうです。

『正月の集まり。わが家は事前に伝えていた予定時間通り、義実家に到着。しかし料理どころか、テーブルの準備さえされていなかった。
まず私がテーブルを準備して拭き、食器や箸の用意。そこで姑から料理(揚げ物)を頼まれ、ひたすら揚げ物。その横で姑、ダンナ、子どもたちは食事。揚げ物が終わり「やっと座れる!」と思ったら、私の分のご飯がなかった。これって完全な嫌がらせだよね?』

微妙な表情の投稿者さんを見たダンナさんが、お姑さんに「○○の分は?」と尋ねたところ、とぼけながら「あ、今から(ご飯を)よそうから」。ご飯は出てきたものの箸はなく、ダンナさんの使用後の箸で食べたそうです。ちなみにお姑さんは60代で、まだ元気いっぱいだとか。

驚いたママたちから、同情するコメントが寄せられました。

『底意地が悪い人って本当にいるんだね。ダンナさんも配慮がなさすぎる。せめて妻の分を取り分けておく程度の気遣いはするべき』

お姑さんがよくないのはもちろんですが、揚げ物をしている投稿者さんを尻目に食事を始めてしまう家族も思いやりにかけるのでは……?

『そもそもみんなが食べ始める時点で、ダンナが言わなきゃダメだよ。とぼけている姑をしっかり叱るくらいしないと。私なら離婚を考えるレベル』

わかっているのに動かないダンナ。10年経ってようやく……

帰省のたび毎回この仕打ちを受けているという、投稿者さん。結婚10年目ということなので、10年間続いているわけです。

『以前はダンナに訴えても「俺の母さんを悪く言うな」と逆ギレされるので、ガマンしてきました。最近ようやく私の話に耳を傾けてくれるようになった感じです。何も食べず家事をさせられている私に、子どもたちがおかずを取り分けてくれたり、こっそり台所まで持ってきてくれることも』

投稿者さんはこの仕打ちに慣れもあるようですが、それでも今回トピックをあげたのは「毎年正月からクタクタになるまでこき使われ、子どもたちにまで気を遣わせて。嫌でたまらない!」と、どうやらガマンの限界が来てしまったことが理由のようです。いっそ帰省しなければよいのでしょうが、「お手伝い要員がいないと姑が大変」「行かないと私の実家にクレームの電話をかけてきそう」といいます。

嘆く投稿者さんに対し、質問が投げかけられました。

『一体どうしたいの? ダンナは認識してるのに、解決してくれない。「あなたの親なんだから、あなたがどうにかして」と強く言えない理由は? 実家へのクレームだって着信拒否させるなり、録音して専門家に相談するなり、できることはあるよね。今までどんな対策をしてきたの?』

投稿者さんいわく、お姑さんは「とにかくワガママで自己中心的。自分に意見する人は大嫌い」。投稿者さんはそんなお姑さんを恐れるあまり、今まで何もできなかったのでしょうか。でも、もう限界なのですよね?

「嫁いびり」という名のいじめでは?もう役目は果たしたはず

「離婚を考えるレベル」という声もありましたが、ダンナさんも少しは投稿者さんに寄り添ってくれるようになった経緯があります。嫁いびりの場面でダンナさんが強く出られないのは、もしかしたらダンナさん自身も自分の母親を恐れているからかもしれません。

『ダンナとじっくり話し合ってみて。うちの姑も多分同じような扱いをずっと受けてきた人で、私が嫁いだ当初は「どうしてお義母さんひとりが働いているの?」と驚いた。私も一緒に準備するからふたりとも食事ができず、「おかしいよ!」とダンナにキレた。ダンナは義実家に強く言えない人だけど、それ以来子どもと一緒に手伝うようになったよ』

怖くて母親に進言できないのであれば、せめて手伝ってもらいましょう。もちろん子どもにも手伝いをお願いしましょう。

『私なら「私の分がないから、家に帰って食べます」と帰る。そして二度と行かない』

圧倒的に多かったのが「もう二度と行かない」という声でした。「もう行かなくていい理由ができた。ラッキー!」というコメントも。投稿者さんは「お手伝い要員がいないと姑が困る」と心配しますが、お姑さんが困ったところで何か支障はありますか?

『姑から怒りの連絡が来たら、「私も子どもも二度と行きません。行くのはダンナだけなので、豪華な食事はいらないと思います。食べ慣れているおふくろの味がうれしいと思いますよ」と言う』

さらに実家へのクレーム電話については着信拒否、もしくは「実親に任せては?」という声が目立ちます。

『逆に実親がキレたらいいんじゃない? 娘は家政婦でも奴隷でもない。今どきそんな扱いをされて10年も耐えてきたなんて。あなたを守ろうとして本気でキレちゃうかも』

まずは一度、実家に相談してみてはどうでしょう。実親を心配させたくないのかもしれませんが、今の状況は投稿者さんだけの問題ではありません。お姑さんの意地悪が子どもたちによい影響を与えていると思えますか? 「母親が嫁いびりされてるところを子どもに見せ続ける必要ある?」という声もありました。大切なわが子を守るためにも、勇気を出しましょう。

離婚も視野にあるのなら、自分の分だけ用意のない食卓の証拠写真を残すなど、これまでの記録を細かく書いておくのも一案です。しかし投稿者さんのコメントを読む限りは、波風を立てたいようではありません。それならばみなさんが言うように、「もう二度と行かない」という”逃げる”方法しかないのでは? 一度や二度のことなら笑い話にできても10年続く嫁いびりは、もういじめです。「今までよくガマンしてきたね」「10年も耐えてきたんだから、もう十分だよ」というやさしいコメントもありました。そろそろこの辛い状況から、ラクになってもよい頃ではないでしょうか。

文・鈴木麻子 編集・千永美 イラスト・Ponko

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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