前回からの続き。結婚してからというもの、毎回義実家の連絡窓口になっている私（アヤ）。それを不満に思い、夫であるノボルにそのことを伝えてもらいました。これでスッキリ解決と思いきや、ノボルのお義母さんへの態度に違和感を抱いてしまったのです。

親だってひとりの人間。嫌な態度を取られれば連絡をしたくなくなるでしょうし、関わりたくないと思うのが普通です。それでも連絡をしないといけないとき、つい言いやすい人を頼ってしまう気持ちはとてもわかるのです。もしも私や生まれてくるわが子に同じことをされたら……そう思っただけで、はらわたが煮え返りました。変わってほしい。その想いを、ノボルに強く伝え続けなければいけないと思いました。

お義母さんからの連絡に困っていたのは事実です。しかし、元を正せば全てノボルの態度から始まったものだったのです。私の言葉はノボルに届いたようで、それ以降はお義母さんに対して、横柄な態度を取ることはないようです。お義母さんもノボルに連絡がしやすくなったことで、用事があれば、まずはノボルに連絡してくれるようになりました。家族であっても「気遣い」が必要になることを、これからもノボルに、そしてこの子にも伝え続けていこうと思います。

原案、編集・編集部　脚本・渡辺多絵　作画・マメ美

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