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【魔裟斗さん・第1回】「お母さんには決して勝てない」と悟った1人目の育児。パパがサポートできることは?

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「長女はとにかく母親が大好きで、僕が抱っこしようにも嫌がって大泣きして大変だった」と語るのは、K-1元世界王者の魔裟斗さん。厚生労働省後援の「イクメン オブ ザイヤー」でスポーツレジェンド部門を受賞した魔裟斗さんに、3人のお子さんの育児について語ってもらいました。初めての慣れない育児を、魔裟斗さんはどのように乗り越えたのでしょうか?

「子ども中心の生活はイヤだな」そんな魔裟斗さんが変わったキッカケは?

――「イクメン オブ ザ イヤー」の受賞、おめでとうございます。受賞された感想をお伺いできますでしょうか。

魔裟斗さん(以下、魔裟斗):イクメンって言われると、ちょっと照れますね(笑)。

――現在、10歳の長女さん、8歳の次女さん、3歳の長男くんと3人の子どもたちのパパとして活躍されています。元々子どもが好きだったんですか?

魔裟斗:そう言われればそうかもしれませんね。うちの親によると、僕が子どもの頃は「自分よりちっちゃい子とよく遊んでいたよ」と聞いています。でも、大人になってそんなことはすっかり忘れていたんですよね。子どもが生まれたことをキッカケに、昔のことを思い出したという感じです。

――結婚当初から子どもが欲しいと思っていたのでしょうか?

魔裟斗:最初は思っていませんでした。むしろ、子どもが生まれたら子ども中心の生活になるからイヤだなと思っていたくらいです。「おもちゃがいろんなとこに落ちていて、 家具の配置とかも変わるんだろうな」と思っていたんですけど。今、想像した通りになっています(笑)。

昔はそれがイヤだなと思っていたんですけど、子どもと一緒に生活していくうちに、どんどん子どものかわいさに癒されるように。さらに、子どもがいることで仕事を頑張ろうという気持ちも一段と強くなってきたんです。「家族を守る」という責任感が湧いてきたという感じですかね。

家の中は昔想像した「おもちゃが落ちている部屋」になることもありますが、「まぁいいか!」と自然と思えるようになってきました。
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どんなにがんばっても母親には勝てない

――第一子である長女さんが生まれたとき、育児は大変でしたか?

魔裟斗:最初は夜泣きとか大変だなと思いましたね。子どもの夜泣きは妻が対応してくれていたのですが、「お母さんっていつ寝るの?」というくらい、妻は寝る時間がなくて。子どもを産んだ後のお母さんの睡眠時間って、2時間か3時間くらいで本当に短いですよね。あれが何か月も続くわけだから、よく生きていられるなと、本当にすごいことだなと思いました。

――奥さんが疲れていても変わってあげられなかったのだとか。

魔裟斗:変わってあげたくても変わってあげられなかったんです。僕が抱っこすると長女は毎回「お母さん、お母さん!」といって暴れちゃって、落ちそうになって危ないくらいでした。そのとき、「母親には勝てないんだな」って思って。

――世界王者である魔裟斗さんでも、‟母親”には勝てなかったのですね(笑)。

魔裟斗:実際そうですね(笑)。僕も年を取ってきてわかったんですけど、結局、子どもはお父さんよりもお母さんのほうを大事にするんですよ。子どもからしたら、お母さんを求めるのは、ある意味本能なんでしょうね。

子どもの世話をする大変さって、実際に子どもが生まれて自分で経験してみないとわかんないですよね。だから僕は、はじめて子どもが生まれる人に「奥さんは本当に大変だから、いろいろケアしてあげたほうがいいよ」と伝えるようにしています。

朝6時に起きて掃除洗濯、朝食づくりに励む

――魔裟斗さんは、奥さんのことをどうサポートしていたのでしょうか?

魔裟斗:長女は1歳くらいまで、母乳しか口にしなかったんですよ。だから夜中の授乳は全部奥さんが対応していました。そのかわり、家事は全部僕がやりました。まあ、最初の頃ですが。朝食も全部僕が作って、その他の家事もなるべく僕がやるようにしていました。

――そうはいっても、魔裟斗さんも仕事がありますよね?

魔裟斗:そうなんですよ。だから、僕は「朝起きてからいろいろやるけれど、夜はもう疲れているので何もできません」というスタンスだったんです。とくに夜泣きをする時間帯は僕も眠くてしょうがないから、妻に任せるという感じでしたね。

――ちなみに、朝は何時くらいから家事をやっていたんですか?

魔裟斗:6時くらいからやっていましたね。家事も慣れれば早くできるようになってきますから。ただ洗濯物を干したり畳んだりというのは大変で、一番苦手な作業なんですよ。しかも子どもが3人いると、洗濯物の量が半端じゃないですよね。1日12キロの洗濯物を3回まわしますから。本当に大変で……。一番大変な家事だと思います。

――お子さんは家事をお手伝いしますか?

魔裟斗:子どもは平日は朝7時に家を出て、帰ってくるのが午後6時。子どものほうが忙しかったりするんですよ。だから週末はなるべく自由に遊ばせてあげています。
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気づけば10年以上たっていた

――お子さんもいろいろ大変なんですね。

魔裟斗さん:育児って気づけばあっという間なんだなと思います。このあいだ長女が生まれたばかりだと思っていたのに、小学校入学を迎えて、気づけばもう4年生! 今10歳だから、あと10年たったら20歳ですよ! そう思うと、子育てする時間って思った以上に早いな、と。

長女も次女も、わずかなあいだに大きくなってしまって寂しいですね。反面、まだ1番下の子が3歳ですからね。まだもうちょっと楽しめるかなと思っています。

(編集後記)
10歳、8歳、3歳の3人の子育てに奮闘している魔裟斗さん。K-1選手として活躍していたときの鋭い表情とは真逆の、とてもやさしい笑顔でお子さんたちのことについて語ってくれました。子どもが小さなときは、本当に眠る暇もないくらい疲労困憊しがち。そんなとき、魔裟斗さんのように家事をやってくれるパートナーがいると、本当に助かりますね。第2回目は、魔裟斗さんが感じる「子育ての楽しさ」について語ってくれました。お楽しみに!

取材、文・間野由利子 編集・荻野実紀子

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