<他人の実家に嫉妬?>【前編】実家が近いのに孫を預からない祖父母っているの?みんな頼っていて……
毎日の子育てというのはとても大変ですよね。「1時間でも30分でもいいから誰かに子どもを見てもらいたい」と願うお母さんたちもきっと少なくないはず。そんなとき頼りになるのは、自分と同じくらい子どものことを大事にしてくれるであろう両親・義両親の存在なのではないでしょうか。しかし今回の相談者さんは、「お母さんか子どもを預かってくれない」と嘆いているようです……。
『実家は近いけれど、親が孫を預からないし、面倒を一切見ないって人いる? やっぱり親も年齢と共に孫を見るのはキツくなってくるのかな』
『「昼寝してくれなくてこっちが疲れたから、子どもを実家に置いてきたー」とかちょっと羨ましい……』
たしかに世の中には、気負うことなく実家や義実家にお子さんを預けているご家庭もたくさんあるでしょう。もしかしたら慣れない育児に追い込まれているときだからこそ、「自分より恵まれた環境にいる人と比べたくなってしまう」といった状況なのかもしれませんね。
子どもを見てくれるのは当たり前じゃない!
しかし家が近いからといって、孫の面倒を見てくれる親ばかりではありません。世間一般的なイメージとして「祖父母が孫の面倒を見てくれるのは当たり前のことだ」と思っている人も多いのかもしれませんが、案外そんなこともないようですよ。
『孫を預かって面倒みるのは当たり前じゃないからね』
『世話して当たり前、預かって当たり前、の体でこられると流石にイラつくと思う』
『私も近くに住んでいるけれど、子どもを預けたことはないし、里帰りもしたことがない』
今回ママスタコミュニティに寄せられたコメントでは、「親は近くに住んでいるけれど、自らの意思で子どもを預けたことはない」と答えた人が多いようでした。頼れるはずの親がすぐ近くにいても頼らないのは、なぜでしょうか?
親が疲れるだろうからと頼まないママたち
「子どものお世話はとにかく疲れるだろうから、あまり迷惑をかけたくない」という意見がありました。自分だって子どものお世話は疲れるのに、年老いた親たちがみるとなれば、きっとさらに疲れるに違いありません。親への配慮から頼まない方々もいるようです。
『腰の曲がった老夫婦が元気な孫を追いかけていてしんどそうだったよ。ありゃ大変だわと思った』
『いいよいいよと言うけれど、そんなに頻繁には預けない。かなり疲れると思うから。現に母親も疲れるくらいなんだからさ』
『うちの両親も旦那の両親も、全く見たがらないよ。小さいあいだは特に見たがらなかった。私も旦那も母親が高齢出産だったから、身体がもたないって言っていた』
もしも走り回る子どもを追いかける体力がないまま預かってもらい、子どもが事故にあったなら……もしも無理にお世話を頼んだことで、親が過労となり倒れてしまったなら……。さまざまな“もしも”を考えて、子どもを預けない選択をする人も多いようでした。
たしかに快く子どもを預かってくれる両親がいるのは頼もしいことです。けれど両親の年齢も体力も、ママさん自身の体力だってさまざまです。他人と比べることなく自分の状況を受け入れて、「両親に預ける」以外の方法でも、自分の子育てが少しでもラクになる手立てを考えてみてくださいね。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・わたなべこ
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