＜進路の不安＞【後編】工業高校に行きたい娘、イメージがつかない親の私。疑問解決の方法は？
前回からの続き。今回の相談は、「娘が工業高校に行きたいと言い出したから心配」というもの。しかし相談者さんのお子さんは、将来のビジョンがしっかりしていて、「資格をとり、手に職をつけたい」「高校のときに専門的な知識を学び、将来は経営者になりたい」と具体的なイメージをもちながら工業高校への進学を希望しているようです。工業高校のイメージがつかめず悩む相談者さんに、ママスタコミュニティでは、工業高校ご出身のママさんや自身のお子さんを工業高校に通わせているママさんからの実体験を募りました。
工業高校＝怪我ということはない。危険への対処も学べる
相談者さんは、「工業高校だと危険な機材をたくさん使う」イメージも持っているようで、お子さんの怪我も心配しています。もちろん怪我は、女子だけでなく男子のお母さんも心配な面ですよね。悩む相談者さんに、このような回答がありました。
『男だろうと女だろうと怪我は心配だけれど、工業だから特別怪我しやすいってことはないんじゃない？ 学校側も安全第一でかなり厳しくやっている感じするよ。先生の注意や、やり方さえちゃんと守っていれば、大怪我することはないよ』
『怪我はどんな学校でも問題になるだろうから。きちんと知識をもった専門の先生がいるし大丈夫』
ママさんたちから寄せられたコメントは、「特別怪我を心配しなければならないわけではない」というものがほとんど。学校側も機械などを扱っている以上、事故が起きないように指導しているはずです。先生の言う注意事項をしっかり守っていれば、危険なものに対しての対応を学べます。過剰な心配は必要ないのではないでしょうか。
心配ならば、学校見学で様子を見てみては？
もしみなさんのコメントを読んでもイメージが固まらなかったなら、お子さんと一緒に学校見学へ行ってみるのはいかがでしょうか。実際に学校の雰囲気なども見れて、「この学校に通ったら……」と親として具体的な未来が想像できるようになるはずです。
『夏休みの学校見学でしっかり話を聞いて、雰囲気とか見てみると良いよ』
『まずは親子で一緒にオープンスクールに行ってみて決めるのもアリかも。私も息子と行きましたが、頭で考えているのと違って実際に見てみてイメージが変わりました』
相談者さんの心配な気持ちはとても理解できます。お子さんの夢や選択を応援してあげたい一方、どんなことも心配になってしまうのが親というものなのですよね。しかし親子で学校見学へ行ったり、メリット・デメリットを話し合ったりすることで、娘さんのビジョンを一緒に感じ取れるようになるのではないでしょうか。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・Ponko
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