<恐怖!義母の本性>びっちりと書かれた恨み節。絶縁?見なかったふり?今後の関係は?【中編まんが】
前回からの続き。3年前の話です。私(よしえ)はパート主婦。年子のきょうだいと旦那(かずと)で4人暮らしです。数年前に義父を亡くした頃は塞ぎ込みがちになってしまった義母のことを心配していました。しかし1か月に1回のペースで大好きな料理を私たちに振舞ってくれるようになった義母。孫の「おいしい~」と喜ぶ顔を見て元気を取り戻してくれました。本当によかったと思っています。いつものように恒例のランチに誘ってもらい、みんなでおいしい手料理をご馳走になりました。息子たちのために義母が買っておいてくれたというお菓子を私は義母の部屋がある2階にとりに行きました。お菓子の紙袋を手にもったそのとき。棚の上から何かがひらりと落ちてきました。
これは義母の字でした。義母は、以前書道の先生だったと旦那から聞いたことがあります。
勢いのある達筆な美しい文字で書かれた内容がとんでもなかったのです。そこに書いてあったものは……。
あの優しい穏やかな義母にこんな風に思われていたことにびっくりしました。なぜなら結婚当初から「こんな息子もらってくれて、ありがとう」というような優しい義母なのです。本当はこんなことを思っていたとは。
「こ、これがお義母さんの本当の姿なんだ……」
背筋がぞ―っと凍る思いがしました。私にいい顔をしながら、裏ではこんなに恨んでいたんだ……。
このときばかりは昔から楽観的な自分の性格に感謝しました。知ってしまった以上、義母と距離を置いてもいい気もします。でも私はすぐ大嫌いになんてなれません。だって義母との良い思い出が確かにあるのです。
みなさんならどうですか? 今まで仲良くしていた人の本音を知ってしまったその瞬間、すぐに大嫌いになれるものでしょうか……?
後編へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・たろむらこわか 作画・べるこ 編集・秋澄乃