2022/06/04

＜意地悪な姑の予感＞【後編】まさか自分が！息子の彼女の言動にイライラ、これって嫁姑問題の入り口？

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前回からの続き。息子が結婚したら自分は嫌な姑にはならない！　と誓っていたはずなのに、実際に息子が彼女を連れてきたら、まさかの「嫉妬心」を抱いてしまったという投稿者さん。さらには、お寿司を頼もうか？　との提案に「お寿司食べられない……」と嫌そうな顔をする彼女と、そんな彼女に「何か作ろうか？」と気を遣う息子さんに、感情が爆発しそうだった、と告白します。
これを読んだママたちからは、投稿者さんへの共感の声と気遣いのできる息子さんを称えるコメントが集まります。そんなママたちのコメントはさらなる展開へと発展し……。

「嫉妬」というより「彼女の性格」への反発なのでは？

『彼女の性格とか態度にイラついてるんじゃないの？』

『息子どうこうより、ワガママそうな彼女にイラつくのでは。嫌な顔して「お寿司食べられない」と言いながら、彼氏が作るなら「何でもいい」と言う。しかも彼氏を介してしか話ができない。そんな彼女には、嫉妬というよりイラつかない？』

息子さんの彼女に対して、手厳しいコメントが寄せられます。他人の家で食事を用意してもらう身でありながら、好き嫌いを言ってワガママっぷりを発揮する彼女に、イライラするママたち。その感情は”嫉妬”とは違うのでは？　と指摘します。

『食べられないのにニコニコして手をつけず、あとで息子に「お寿司食べられなかったのに……」と言う子より、わかりやすくていいんじゃない？』

一方で、表面上はニコニコしておきながら、裏ではまったく違うことを言うような、二面性のある彼女よりいいのでは？　という意見もあります。

『彼女も「お寿司食べられない」って言うくらいなら「そろそろ失礼します」って言ってもよかったのかも？　でも人間って相性があるからね。投稿者さんがヤキモキしちゃうのも仕方ない』

いくら大切な息子が選んだ彼女でも、ママ自身との相性が悪い場合ももちろんありますよね。けれど大切なのは”息子と彼女の相性”であって、ママと彼女の相性ではありません。その点をお忘れなきように！

彼女の言動に厳しくなるのは、「嫁姑問題」の原点？

『でもまだ17歳だからさ。お寿司というご馳走で、もてなしてくれることを理解して「私、生ものは苦手なんです。せっかくのご好意をごめんなさい」みたいには言えないよね』

お寿司が食べられないとしても、断り方ひとつで相手に与える印象は違ってきます。断るのであれば丁寧に断ってほしかった、という気持ちも理解できなくはありませんが、相手はなんといっても17歳の息子の彼女です。息子と同年代の若い女の子と思えば、許容範囲ではないでしょうか？
もっといえば、もし相手が息子の男友達であったらどうでしょう？　同じように感じたでしょうか。聞き流せたところが、「息子の彼女」であるがゆえに、見る目が厳しくなっていることはないでしょうか？

『息子が一方的に彼女に気を遣ってるだけで、彼女は何も悪くないよね』

彼女だってはじめて彼氏の家に来て、母親に紹介されて、緊張していたのかもしれません。そんな彼女に精一杯気を遣う息子さんの話が、いつのまにか彼女の態度を責めるような展開になってしまいました。いつの時代も”女性”に厳しいのは、やはり”女性”なのでしょうか。未来の「嫁姑問題」を原点を垣間見たような気がしないでもありません……。

忘れないで！今の彼女の姿は、かつてのあなたかもしれない

『気持ちはわかりますが、投稿者さんのご主人も、投稿者さんと付き合っていた頃は息子さんと同じように、あなたに優しかったのでは？　母親（義母さん）には見せない笑顔や思いやりを、恋人である投稿者さんに示してくれたはず。もし若い頃のご主人が、彼女には素っ気ないのに、母親に対しては甘々な態度だったら？　投稿者さんはご主人と結婚しましたか？』

投稿者さんだって、かつて旦那さんとお付き合いしているとき、旦那さんの”特別”であったはずです。そしてそんな旦那さんを見つめるお姑さんも、寂しいような嬉しいような複雑な気持ちを抱いていたのではないでしょうか。時が経ち、そのときのお姑さんの気持ちが理解できる立場になったのですから、投稿者さんがとるべき態度は、”自分がされて嬉しかったこと”でしょう。

ともあれ、息子さんももう高校生です。今の彼女に限らず、これからもたくさん恋愛をしていくでしょう。