＜養育費を使い込み？＞母子家庭だからって、不自由な思いはさせたくない。母の思い【中編まんが】

前回からの続き。5年くらい前の話です。母子家庭で育った私は、社会人になってから幼い頃に離れた父と会うようになりました。すると私が15歳になるまで毎月「父が私たち兄妹のために養育費を払っていた」ことがわかったのです。しかし母に養育費の行方を聞くと、ほぼすべて買い物に消えてしまっていました。

母は離婚後、近所の小さな会社で事務の仕事をはじめました。子どもの頃はよく「手に職もキャリアもないからたいして稼げない」と愚痴を聞かされたものです。でもお金の管理ができない人だったんだ……と思いました。情けない気持ちでいっぱいになり、母と顔をあわせても口をきく気にもなれません。
母へのイラ立ちはずっと止まらず、私は会社のお昼休みに思わず愚痴をこぼしていました。話を聞いてくれた仲の良い先輩は現在子育て中です。

てっきり先輩は愚痴を受け止めてなぐさめてくれると思っていましたが、逆に諭されてしまったのです。子育て中の先輩の実感のこもった言葉には納得せざるを得ません。私はその日の晩、母に向かって怒りをぶつけたことを謝りました。

【後編】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ　脚本・rollingdell　作画・ももいろななえ　編集・井伊テレ子

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