苦い粉薬が飲めない!ママたちが実践している薬の飲ませ方
子どもが体調を崩したとき、病院で処方されるお薬。しっかり飲んで早く治ってほしいと思うママの気持ちとは裏腹に、お薬を上手に飲めないお子さんも多いのではないでしょうか? 苦味の強いお薬がどうしても飲めないわが子に、なんとか飲める方法を見つけたい! と切実に願うママからの相談です。
『どうやっても4歳子どもがまずいって飲んでくれない……牛乳、チョコ系、コンデンスミルク、アイスは試したけどそれでも口から出す……どうしたら飲んでくれますか? 誰かいい案ください……』
お子さんの処方されているお薬は粉薬で、とても苦味が強いようです。いろいろと試しては玉砕……ママもお手上げ状態ですよね。お子さんが薬をしっかりと飲んでくれるようになるためにはどうすればいいのでしょうか?
この飲み方で乗り切ったよ!
投稿者さんと同じく、子どもへの薬の飲ませ方で悩んだママたちの声をお届けします。
『うちも薬飲ませるのはすごく苦労したからわかるわ。持病があって、飲まないと生命の危機になるのに全力で嫌がるから、旦那と2人で押さえつけてシリンジで強制的に口の中に入れてた。やっぱり早かったのは混ぜ込むより、少量の水で練って上顎に貼り付ける方法だったね』
『濃厚系チョコアイスで成功した。薬をいっぺんに混ぜると苦味が出てくるから、少しずつ足してあげてたよ』
『シンプルにスプーンに乗せてパクっとして飲み物で飲み込む方法が一番よかった』
筆者の娘(7歳)も薬を飲むのがとても苦手です。飲めたと思っても吐き出してしまうことがよくありました。濃厚系アイスに混ぜる方法を試してみると、すんなり飲んでくれるように。苦味のある薬のときは濃厚系がいいというママたちの方法は身をもって感じているところです。それ以来、自宅の冷凍庫にはお薬用に濃厚なアイスをストックしてあります。
粉薬の基本的な飲ませ方
東京都健康安全研究センターの「くすりの救急箱」には、赤ちゃんへの薬の飲ませ方について下記のように記されています。
『1回量を少量の湯ざましか砂糖水で練り、スプーンで少量ずつ与えるか、よく洗った指に付けて口に含ませます。苦みのある薬の場合は、ほおの内側や上あごにすり付け、その後、水やジュースをあげるとよいでしょう』
まずは基本の飲ませ方を参考にしてみましょう。そのうえでお子さんに合わせて工夫していけたらいいですよね。
最後の切り札! ?ご褒美作戦もあり
『いけないんだろうけど、薬飲まずのクセがなかなか治らない。母も睡眠不足でイライラ、夫婦喧嘩、子どもに当たるとかなるならご褒美もあり』
『最終手段はおもちゃを買っておいて、飲むとあげる。それか、病気のときは寝てるしか駄目だから、テレビなど見たかったら飲んだら30分見れることにする』
「薬を飲めたらご褒美があるよ」と伝えてみるのはいかがでしょうか。子どもも「お薬飲むの頑張ってみようかな」と思ってくれるかもしれません。ただし、いつでもご褒美というわけにはいかないと思いますので、ここぞ! というときにご褒美作戦を試してみるのもいいかもしれませんね。
薬を変えてもらうという選択肢も
親子で頑張ってみたけれど、それでも飲めないときもあるでしょう。そんなときはお薬を飲ませるのをあきらめるのではなく、主治医か薬剤師さんに今の状況を相談してみてくださいね。同じ効き目、あるいは似たような効き目で、お子さんが飲みやすいお薬を提案してくれるかもしれません。
わが子がお薬をスムーズに飲めるように日々いろいろな工夫をしているママたち。「この方法だったら飲めるかも!」お子さんにピッタリの薬の飲み方が見つかるといいですね。
文・たろむらこわか 編集・Natsu イラスト・森乃クコ
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