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子どもが欲しいけれど「今じゃない」がずっと続きそう。何がきっかけで子どもを授かった?

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愛する人ができて、生涯一緒に過ごしたいと思えたら「愛する人の子どもが欲しい」と考えるのは、自然なことかもしれません。ママスタコミュニティにある質問が上がりました。

『私は現在28歳、子どもなしです。子どもはいつか欲しいなって思うけれど、貯金も十分じゃないし、夫の仕事も激務で安定していないこと、転勤があること、実家が遠いことから子育てはワンオペ確実なので「今じゃないよね」って夫と話しています。でもこの「今じゃない」がこのまま何年も続きそうで怖いです。皆さんが「よし、今!」「今から子ども作るぞ!」ってなったきっかけってどんなことでしたか?』

28歳の投稿者さんは旦那さんと話をして「子作りは今じゃない」という結論になったとのこと。しかし「いつになるのか?」という不安もあるようです。ママスタコミュニティのママたちは、いつ、どのようなきっかけで子作りをスタートさせたのでしょうか。

家族が欲しかったから、「すぐにでも」の気持ち

『昔から子どもが大好きで若い頃から早くママになりたくて』

『とにかく家族を作りたかったから。高校卒業してすぐに結婚して、すぐに妊娠したからすごく嬉しかったな。今は4人授かって、すごく楽しい家族を作れた』

『子どもが欲しい前提で結婚したから、結婚した=子作りスタートって感じ』

「家族が欲しかった」から子作りをスタートさせたママたちがいました。ママたちのコメントからは念願の家族を作ることができた幸せがあふれていますね。

結婚したので自然に任せた

『結婚後はいつでも大歓迎だったので、避妊をやめたら授かりました』

『結婚してから自然に任せて』

『自然に任せた。結婚して2年後に妊娠。ちょうど良かったかも』

結婚、出産に本来順番は決まっていませんが、何となく結婚したら子作りをオープンにできるイメージがありますね。結婚したので避妊をやめて子作りを自然に任せたママたちは少なくありませんでした。

周囲から「子どもを作れ」と言われ続けたから

『結婚してすぐ家を建てたし、お金貯めてからって旦那に伝えていた。けれど私の実家、義実家、パート先、旦那の友人、そして旦那から言われすぎて精神的に限界だったわ』

『24歳で結婚。旦那と新婚生活を楽しんでいたけれど、外野がうるさすぎた』

親戚縁者が子作りのタイミングについて口出ししてくるケースもあるようです。あるいは旦那さんとの意見が合わないこともあるでしょう。いつどのようなタイミングで子作りをするかは、本来夫婦ふたりだけで決めていいはずですが、現実にはそう簡単にはいかないようです。

年齢を考えたら「今」だったから

『30歳までに子どもは3人欲しかったので』

『結婚したのが28歳だったから30歳になったら1人欲しいなと思った。子どもが20歳になったとき、自分は50歳だからちょうどいいかなと思って』

『うちは「産むならひとりっ子、私が30歳まで。28~30の2年間避妊をやめてできなかったら諦める」って約束だったから28歳の誕生日に解禁、そこから半年で授かったよ』

『結婚したのが私が30歳のときで、旦那は5つ上だからなるべく早く作ったほうがいいねって』

『不妊治療を6年していた友人が「歳を取れば取るほど、1回の採卵が少なくなる」って話していたのを聞いて、不安になったから。20代で出産を終えたかった』

致し方ないことですが、女性は年齢を経るにしたがって妊娠できる可能性は低くなってしまいます。女性が年齢を経るとともに、子どもを作るために必要な「卵子」の量と質が下がっていくのです。自然に妊娠する力は 、30歳から下がり始めるそうです。

今28歳の投稿者さんがもし本当に子どもを欲しいと考えているなら、そろそろ旦那さんと子どもを授かることについて真剣に話し合う必要があるかもしれません。

ワンオペ育児でも頼れるサポートはあると知っておいてほしい

ところで筆者が気になったのは、投稿者さんが「子育てはワンオペ確実」と言っていたことです。家庭の事情でワンオペ育児は避けられないかもしれませんが、自治体には子育て世帯をサポートする取り組みがあります。

たとえば、「ファミリー・サポート・センター事業(通称:ファミリーサポート、ファミサポ)」がそのひとつです。ファミリー・サポート・センター事業とは、乳幼児や小学生の子どもを育てる人や主婦などを会員として、子どもを預かったり、保育園への送迎をサポートしてくれたりする相互援助活動です。

参考:子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)について|厚生労働省 ※2021年7月時点の情報です

他にも自治体によってさまざまな取り組みがあります。子どもを持つタイミングを計りかねている状況でも、「誰かに頼りながら子育てをしてもいい」ということは知っておいていただけたら、とおもいます。

とはいえ生活が不安定な状況なら、子どもを持つことについて悩んでしまうのも自然なことです。せめて自分たちにとって幸せな状況は何か、じゅうぶんに話し合える時間を取ってみてくださいね。

文・しのむ 編集・しらたまよ イラスト・Ponko

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