夫が義母に50万円の援助！夫「結婚前の貯金は俺の金」妻は「家族のお金」【後編：妻の気持ち】まんが
前回からの続き。親への金銭援助を妻である私に相談なしで行ったことを「何が悪いんだ」と開き直り。夫と話し合いになりません。私は覚悟しました。
夫「金を渡すな、と口を出すだけなら簡単だけれど、できることを一緒に考えてくれないか。俺は平日なかなか仕事を休めないし、一緒に役所に付き添うこともできない。そういったことを助けてくれないか」
確かに、何も解決策を出さないで口だけ出されるのはすごく腹立たしいこと。夫が子育てに口を出してきたら、私も「口だけ出さないで何か行動して！」と思います。私も、何か解決策を提案してあげればよかったかも。「勝手に50万円を使われた」という怒りで何も考えられなかった……。冷静な頭になって反省しました。
夫「どんな制度があるとか、利用できるとか、もしかしたら母さんは分かっていないのかもしれない。保険や年金、定期預金もどうなっているのか……。忙しい毎日にかまけて、金だけ渡してそこまでちゃんと見てやれなかった俺の責任もある」
夫「とりあえず来週休みをとって、母さんに会いに行ってくるよ。それで一度役所にも相談に行ってみる」
正直、うちの親は自分たちの老後のお金も貯めているし、私にお金のことで頼ってくることはないと思います。私も子どもに迷惑をかけたくないので、必死に貯金をしています。でもそれは私の家族の考えなのでしょう。
私は夫と家族になったのです。夫の親孝行したいという考えや義実家の事情も汲んで認め合わないといけないのでしょう。
私「来週、私も一緒にお義母さんのところへ行くよ。何かできるかもしれないし。それにいろいろ調べてみる」
夫「ありがとう……」
すべてに納得し、夫の願い通りにするというわけにはいきませんが、現状を理解して、お金を出せないのなら違う方法を模索して……。夫とのことを決めるのはそれからでも遅くないのかもしれない。冷静な夫を見ていると、そう思うことができました。できる限り、夫婦で協力してこの困難を乗り越えていければと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・上野りゅうじん 編集・秋澄乃