いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

【後編】義母の「女の子を産みなさい」という悪気のない催促にゲンナリ。効果的な対策はある?

262_義父母(父母)_Ponko (1)

男の子2人のママさんである投稿者さんは、義母からの「女の子を産むように」との催促に辟易としています。「かわいい息子が2人もいて満足しているのに」「たとえ3人目を産んだとしても女の子とは限らないのに」と心のなかがモヤモヤでいっぱいになっているようですね。投稿者さんは今後義母に対してどのようなアクションをとるべきでしょうか?

真剣に「やめてほしい」と話す

まずは投稿者さんがモヤモヤしていることを義母に伝えるのはどうでしょうか。

『スルーできそうにないなら、義母に本音を話してみたら? 「今は男の子2人で満足している。男の子だけでも充分にかわいい」「女の子を産めとばかり言われると息子たちを否定しているように思える」「次に妊娠しても女の子とは限らない……」とか』

『私も同じような経験があります。私の場合は「3人目も欲しいと思っていたのですが……私の体質上これ以上は危険だそうです。でも息子たちが将来素敵なパートナーと出逢えるのが楽しみです!」と大袈裟に言ったら察してくれました』

『「改まって義母さんにお話があります」と前置きして、真剣に「この話をされると憂鬱です。私の努力でどうにもなることではないし、義母さんにこの話題をされることが本当につらいです」と話してみたら? 本当にいい義母ならわかってくれるだろうし、理解してくれないならそういう人なんだよ』

「女の子を産みなさい」と自分の力ではどうにもならないことを何度も言われると憂鬱な気持ちになってしまいますよね。しかも2人の息子さんがいる状況に投稿者さんが満足しているならば、なおさらウンザリしてしまうでしょう。しかし悪気がない義母は、投稿者さんの気持ちに気づいていない可能性があります。一度ハッキリと「やめてください」と伝えることで、投稿者さんの気持ちを理解してくれるかもしれません。

強く言い返してもいい場合も

『投稿者さんは現状に満足しているのだから、義母の言葉に動じないで「満足しているからいいんです」って言い続ける。3人目だって女の子かわからないしね。そういうのにも慣れて、受け流し、言い続けるしかない』

『私なら「女の子がいないと何が可哀想なんですか? 具体的に教えてください」と言いそう』

『うちの義母は、自分は旦那1人しか産んでいないのに同じようなことを言うよ。「兄弟仲良くて楽しそうなので充分です。大丈夫です。これ以上は考えていないので~」と言い続けて20年。私もう45歳。あまりにもしつこいから「じゃあ義母さんが旦那にきょうだいを作ってあげればよかったのに~。欲しかったみたいですよ? 可哀想に!」と言ってやった』

投稿者さんのモヤモヤを伝えても義母がわかってくれない場合には、やや強めに言い返してもいいのではないでしょうか。なかには実際に「そこまで言うなら自分が産めばよかったのに」となかなかパンチの効いた方法で言い返したママさんもいるようです。投稿者さんが真剣に「その話はやめてほしい」と伝えてもなお気持ちを汲んでくれないのならば、「なぜ女の子がいないと可哀想なんですか?」「これ以上子どもを産むことは考えていません」などキッパリと言い返してみてはいかがでしょうか。強く言い返すことで、ようやく義母は投稿者さんの気持ちに気づいてくれるのかもしれません。

義母と距離を置くのもひとつの手段

最終手段として「距離を置く」というのも視野に入れておいてもいいでしょう。

『「私の人生なので、私がよかったらそれでいいので心配していただかなくても結構です」って言ってやりたい。投稿者さんは「義母は悪い人じゃない」と言っているけれど、自分の価値観を押し付けてくるなら子どもにとってもよくないからちょっと距離をおいちゃうのもいいんじゃない?』

『投稿者さんは優しいね。私ならどうにもならないことを平気で言ってくる時点で距離を置くかな』

義母であれ友人であれ、価値観を押し付けてくる人はなかなか受け入れがたいものでしょう。「やめてほしい」と伝えたり、はっきりと言い返したりしても相手の言動が変わらない場合には、距離を置くというのも選択肢のひとつではないでしょうか。距離を置くことで投稿者さんのモヤモヤが少しでも減りそうなのであれば、検討してみてもいいかもしれません。
最後にこちらのコメントをご紹介しましょう。

『「娘がいないと幸せになれない」とかたく信じている人は生きづらそう』

『たとえ娘がいたとしても、私の老後の孤独を埋めるために存在しているわけではないし。将来の自分の機嫌は自分で取ります』

義母の言葉は、ややもすると「女の子がいないと幸せな老後はやってこない」と言っているかのようにも聞こえます。言うまでもありませんが、幸せかどうかを決めるのは「娘がいるかどうか」ではありません。子どもの性別ばかりに固執してしまっていては、それ以外の幸せを見逃してしまうかもしれませんね。

義母からの「女の子も産んだほうがいいわよ」という催促にモヤモヤを抱えてしまった投稿者さん。義母には悪気はないのでしょうが、だからこそ悩んでしまうこともあるでしょう。これ以上ストレスを抱え込まないためにも、まずは義母に「やめてほしい」という旨を真剣に話してみてはどうでしょうか。それでも言動が変わらない場合にはキッパリと言い返し、距離を置くことを考えてもいいかもしれません。投稿者さんには2人のかわいい息子さんがいます。これ以上ストレスを溜め込まないためにも適切な選択をしたいですね。

文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko

motteの記事一覧ページ

関連記事

【前編】義母の「女の子を産みなさい」という悪気のない催促にゲンナリ。効果的な対策はある?
「元気に産まれてくれればそれだけでいい!」とは思いつつも、産まれてくる子どもの性別に何らかの希望があることは珍しくはないでしょう。自分で思うだけならまだしも、周りから「男の子がいい」「女の子がいい...
上の子を優先したいママに対し「赤ちゃんが優先」と主張する義母。寄せられたアドバイスは
まだ言葉を話せず身体も思うように動かせない赤ちゃんは、泣くことで意思表示をするかもしれませんね。しかし上の子の生活リズムができているご家庭では、赤ちゃんが昼夜を問わず泣いていると困ることもある...
連載記事をイッキ読みしたい! に関する記事一覧
参考トピ (by ママスタコミュニティ
女の子がいないと可哀想って言ってくる義母