そのまま自分を受け入れることで幸せになれる?大人の「自己肯定感」について考える
最近よく耳にする「自己肯定感」。自分自身に対して肯定的な評価を抱いている状態や、自分のあり方を積極的に評価できる、というように自己を肯定的にとらえていることを意味します。
なんとなくの意味はわかるけど、自己肯定感が低いとどうなの? ずっとそのままなの? という疑問を持つ人は少なくないはず。そんな中、ママスタコミュニティに、こんな質問が届いていました。
『自己肯定感が低いと、いつまで経っても幸せになれないのでしょうか?』
自己肯定感の低さは幸せにどう関係するのか、また、みなさんの考える自己肯定感についてまとめてみました。
みなさんの考える、自己肯定感ってなに?
「自己肯定感」という言葉は知りつつも、自分なりの考え方に落とし込んでいる人がいました。
『自己肯定感って、「私はこれでいい」って自分で納得することだよね』
『幸せって、結局自己判断でしかないからね。自分で「私ってラッキーでハッピー!」ってなれたら、それが幸せなんだよ』
『自己肯定っていうのは「そのままの自分」を肯定すること』
『自分で自分を否定していたら、幸せにはなれないよね』
『幸せってなるものじゃなくて感じるものだからね』
これらの考え方を踏まえて、みなさん、自分の「自己肯定感」をどう感じますか?
自己肯定感が低いと感じるときは?
自己肯定感が低いなと感じる人たちは、自分のどんな部分を見てそう感じるのでしょうか。
『自分の良さが全く感じられない』
『周りから見たら幸せなんだろうけど、自分自身が幸せを感じられないんだよね』
『周りが全て幸せに見える』
『とにかく自分はダメな人間だと常に思っている』
『人の顔色を伺ったり反応が気になったりして、自分の意見を通せない』
自己肯定感の低さ……自分の足りていない部分が見えると、生きづらさを感じてしまうものなのですね。
自己肯定感が高いと感じる理由は?
逆に、自己肯定感が高いと感じている人もいます。
『自分最強! って常に思ってる』
『見た目も普通だし学歴もないけど、自分のこと好き』
『それなりに高い方だと思う。子どもの頃に親から絶対的に愛された実感があると高くなるらしいので、両親のおかげだと思う』
『自分で「私は大丈夫」って思えば大丈夫になるくらいの肯定感はある』
『私だったらなんとかなるーと思って、全てなんとかなってきたから自分を結構信じている。私なら大丈夫だわ、で生きてる』
自己肯定感は上げていける
自己肯定感が低いと思っている方、高いと思っている方、おそらくその感覚が間違っていないのでしょう。今、低いと感じている人はずっと低いままなのでしょうか? いいえ。そんなことはないようです。
『かわいい子どもたちから無償の愛を貰ったお陰で、私は少し強くなれたよ。子どもの頃よりは自己肯定感が高くなったとは思う』
『親との関係がどうこうってよく言うけど、結婚して新しい家庭をきずけたら、意外と乗り越えられると思う』
『人生変えてもらえるような伴侶に出会えたら少しずつ変わることもあるかも』
「そのままの自分を肯定する」。とてもわかりやすい表現ですよね。誰かと比べて自分の足りていない部分にばかり目を向けるより、「私にはこんなにいいところがある」と視点を変えるのはとても大切です。他人との比較で気持ちが落ち込むより、自分の良いところにも目を向けて自信を持つほうが、実はずっと楽に生きられるのかもしれないと思いませんか? ネガティブな感情は、パワーだけはたくさん使うのに何も生みだしてはくれません。ポジティブな気持ちは、その逆で少ないパワーでたくさんの幸せを生み出してくれるはず。
自己肯定感を高めたい。それが幸せになることに関係していると感じるのであれば、自分のことを肯定するというクセをつける練習から始めてみるといいのではないでしょうか。意識しながら少しずつ実行することで、その思考が身についていきますよ。
文・鈴木じゅん子 編集・しらたまよ
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