子どもが3歳になるまで砂糖を与えないママ。砂糖を与えないと将来子どもはどうなるの?
健康のために普段から砂糖の摂取を控えているママもいるのではないでしょうか? 中には控えているだけでなく、子どもに砂糖をまったくあげないようにしている方もいるかもしれません。普段砂糖を摂取しているママにとっては、なぜ砂糖を摂取しないのか気になりますよね。ママスタコミュニティにもあるママから砂糖にまつわる質問が寄せられましたので紹介します。
『3歳まで砂糖は与えないって親に聞きたい。それで何か変わった? そこまでして砂糖不使用の食べ物を与えた結果を教えてほしい』
投稿者さんは身近に子どもが3歳まで砂糖を与えていないママがいたのかもしれませんね。ぜひ根拠や理由について知りたいですよね。こちらの投稿に他のママはどう答えたのでしょうか。見ていきましょう。
虫歯リスクを抑えられるから
『歯科衛生士としては2歳7ヶ月までに口の中の菌の定着が決まると言われているから。砂糖による酸産生能のある菌を寄り付かせずに虫歯リスクを抑える一助にはなるかなと予想しています。自分の子にそれは実践できなかったけれど』
『うちの義母がそうやって旦那と義姉を育てたみたいだけれど、確かに2人とも虫歯がなくて歯並び良くて賢い。おやつは与えず煮干しをかじらせたって言っていたな』
『完全に与えなかったわけではないけれど、なるべく避けていたら上の子は虫歯なく育ちました。下の子は上の子と同じものを食べたがるからあげちゃっていたら見事に虫歯を繰り返す口になりました』
『チョコは3歳まであげなかったな。小学3年の今まで炭酸飲料も飲ませていない。虫歯知らずだよ』
続々とママから砂糖を与えない理由が寄せられました。コメントのなかで一番多かった理由が虫歯になりにくくなると考えるママの声です。歯科衛生士のママのコメントもあり信憑性がありそうですね。調べてみると、2歳7ヶ月までに虫歯菌が定着するかどうかはわかりませんでしたが、厚生労働省の「むし歯の予防法(総論)」によると、虫歯を作る要因は「歯の質」「細菌(むし歯原因菌)」「食物(砂糖)」の3つのようです。「糖分を含む食品の摂取頻度の制限」はむし歯予防法のひとつではあるようです。
また厚生労働省の「子供のむし歯の特徴と有病状況」によると、乳歯は虫歯になりやすく、砂糖を含んだ飲料やお菓子を好むことで虫歯になるそうです。ですから親としては砂糖の含んだ飲食物をだらだら食べないよう心がけ、しっかりフッ化物配合の歯磨き粉を使って虫歯にならないよう注意を払いたいところです。
子どもが落ち着いた性格に育つから
『うちに関して言えば、お菓子がないと騒いだり座れなかったりする子にはならなかった』
『どうせそのうち食べるようになるんだから3歳までは別にあげなくてもいいかなって思っていた。親のさじ加減で決められる年齢だしね。料理はきび砂糖使っているけれど、3歳まではかなり薄味だった。今まだ6歳だから虫歯はないけど、3歳の頃よりはお菓子を普通に食べている。性格はとても落ち着いて育てやすいけど、元からかもしれないし、そのおかげなのかはわからない』
『性格が落ち着いているとよく言われている。味覚・嗅覚は鋭い方だと思うよ。中高生の今でも、家だとお茶や水を好んで飲んでいる』
また砂糖を与えないと落ち着いた性格に育つと考えるママの声もありました。こちらは根拠は見つかりませんでしたが、幼児期に砂糖の入ったお菓子を与えないようにすると、子どもが「お菓子を食べたい」とせがむことが少なく他のお子さんより落ち着いて見えるといった理由なのかもしれません。
コメントをくれたママたちも「元からの性格かもしれない」とあくまで憶測であるとするママもいるので、こちらは参考程度にとどめておくといいかもしれません。
3歳までに砂糖を与えないママの多くは子どもの歯の健康を意識していることがわかりました。これを機に乳歯が虫歯にならないよう、毎日歯磨きをするようにしたり砂糖の摂取を控えたりして、子どもの歯の健康を意識してみてはいかがでしょうか。
文・安藤永遠 編集・山内ウェンディ
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